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2026年には45歳……アロンソのようなドライバーは二度と現れない? ノリス脱帽「僕はそのことをとても尊敬している」

motorsport.com 日本版

2026年には45歳……アロンソのようなドライバーは二度と現れない? ノリス脱帽「僕はそのことをとても尊敬している」(C)motorsport.com 日本版
 フェルナンド・アロンソは、アストンマーティンF1チームとの契約を複数年延長。これにより、少なくとも2026年までアロンソは現役のF1ドライバーとしてのキャリアを続けることになった。

 これについてマクラーレンのランド・ノリスは、アロンソのようなドライバーは今後まず現れないだろうと語った。

 アロンソは契約通り2026年まで現役を続ければ、45歳となる。これは1975年のグラハム・ヒル以降最高齢のドライバーということになる。

 すでにアロンソは、レーススタート数の最多記録を保持しており、2024年のカタールGPでは、前人未到の400GP出場を達成する見込みだ。

 アロンソがF1にデビューしたのは2001年。それから23年、途中F1を退きWEC(世界耐久選手権)に参戦したものの、2021年にF1にカムバック。トップチームではなくとも、複数回の表彰台を獲得するなど、衰えを見せていない。

 ノリスは中国GPの際にアロンソのキャリアについて質問され、自分もアロンソのように長くレースを続けたいかと尋ねられると、次のように語った。

「発言には気をつけた方が良さそうだね。でも長く続けるためには、のめり込まなきゃいけない。フェルナンドにそれが欠けているとは、誰も思わないだろうね」

「彼は人生のあらゆる段階で、行動でそれを示している。それがコース上だろうが、コース外だろうが、どんなレースであったとしてもね」

「だから、それは何をしたいのかということによって決まると思う。人それぞれ違うだろう。どのスポーツにおいても、これほど長く集中している人を見ることは滅多にない」

「彼はおそらく、世界中のあらゆるスポーツのトップレベルで戦っているプレイヤーの中でも、最年長のひとりだと思う。彼はこれまでやってきたレベルで、今後も続けていくことができるだろうと思う。F1でそういうことを再び見ることは、おそらくないだろうね」

「もしそういう人が現れたとしても、それは極めて稀なことだろう。僕はそのことをとても尊敬している。もし僕がまだ強くいられたとしても、20年後にも続けたいと思っていられるかどうかは分からない」

「でも、僕は今のこのポジションが好きだし、もしこれを続けていくことができれば……いずれ分かるだろう」

 フェラーリのシャルル・ルクレールやアルピーヌのエステバン・オコンも、ノリス同様にキャリアを長く続けられるかどうかは分からないと語った。

「アスリートやレーシングドライバーにとって、夢のようなキャリアだ」

 そう語るオコンは、さらに次のように続けた。

「彼の年齢になった時、僕がまだレースをしているかどうかは分からない。でも彼の献身的な取り組みは、僕ら全員にとって模範となるモノだ」

 一方でルクレールは、次のように語った。

「15年後とか18年後に、まだF1でレースを続けているかどうか、それを想像するのは難しい」

 そうルクレールは語った。

「僕はこの先何年もレースを続けたいと思っている」

「ル・マンのように他のこともやってみたいと思ってるんだ。それは間違いなく、僕がいつか挑むレースだ」

「モチベーションが十分にある限りは、レースをするつもりだ。僕は自分の仕事が大好きだから、今のところレースは可能な限り長くやりたいことなんだ」
 
   

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