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【栄養】温めて食べると栄養価アップ!? 管理栄養士の“お勧めフルーツ”を聞いてみた

オトナンサー


フルーツを温めて食べると…?

【要注意】「えっ…!」 これが「血糖値」が上がりやすい食べ物&飲み物です(10枚)

 あなたは普段、フルーツをどのように食べていますか。そのまま食べることが多いかもしれませんが、酢豚に入れることのある「パイナップル」や、アップルパイに使われる「リンゴ」など、“温めて食べる”機会が多いフルーツもあります。実は、温めて食べることでさらにおいしく、栄養価もアップする場合があるようです。温めて食べるとよいのはどんなフルーツなのか、管理栄養士の桜井このさんに聞いてみました。

「熱に弱い栄養成分」に注意を

Q.酢豚に入れたパイナップルなど、フルーツが温かい料理に使われることがあります。フルーツを温めることによるメリットはあるのですか。

桜井さん「体を温める効果があるというのはもちろんですが、フルーツによってはオリゴ糖の吸収や脂質代謝を高めるものもあります。アップルパイなど、温かい状態で食べることも多いリンゴは、温めることによって抗酸化作用のあるビタミンEなどが多くなりますよ。

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また、ジャムやコンポートなどに加工すると、日持ちするというメリットもあります」

Q.フルーツを温めて食べた場合と、常温や冷たい状態で食べた場合とで、栄養の違いはありますか。

桜井さん「大きな違いとしては、熱に弱い栄養成分があるという点です。水溶性のビタミンB群やビタミンC、ナイアシンなどは、熱を加えると壊れてしまいますから、そういった成分が多い果物は常温か、冷たいままで食べる方がよいでしょう。反対に、ビタミンAやビタミンKなどの脂溶性ビタミンは温めても問題ありません」

Q.温めて食べた方がよいフルーツと、冷やして食べた方がよいフルーツを教えてください。

桜井さん「桃、バナナ、パイナップル、レモンといった暑い季節・地域で生産されるフルーツには、体を冷ます効果があります。そのため、『体を冷やしたくない!』というときには、温めて食べると体に負担なく摂取できますよ。

反対に、冷やして食べた方が甘みが増しておいしくなるのはブドウ、スイカ、梨、キウイなどですね」

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