『チャンピオン・カーニバル2024』愛知・名古屋国際会議場(2024年4月28日)
Aブロック公式戦 ○デイビーボーイ・スミスJr.vs大森北斗×
北斗のリングアウト作戦が失敗に終わり、スミスに完敗。4敗目を喫した北斗は早くも脱落が決まってしまった。
2年連続出場となった北斗だが、ここまで1勝3敗と大きく黒星先行。負ければ脱落が決まる状況でこの日、強敵・スミスと対決した。
この日、ビブスを突けてひっそりとリングサイドに陣取った北斗は、スミスが馬マスクとにらみ合っているスキを突いてのミサイルキックで奇襲。馬マスクとともにスミスを会場外に連れ出し、扉を閉めてリングアウトを狙った。
だが、会場の構造上、ドアが多いためスミスは難なくリングイン。北斗のリングアウト作戦は失敗に終わった。それでもエルボーを連発したり、ローブローからの丸め込みで食い下がったが、スミスの牙城は揺るがず。高速パワースラム、サイトースープレックスと大技を連発したスミスはラリアットからのブルドッグボムを爆発させて完勝を決めた。
北斗がスミスに敗れて4敗目。残る2戦(4・29黒部vsサイラス、5・6後楽園vs青柳)に連勝しても勝ち点6で、すでに8点をマークしている宮原には届かず。脱落が確定してしまった。さすがにショックが大きかったか北斗はノーコメントで控室へ消えた。
一方、スミスは初戦黒星から一転3連勝。公式戦を重ねるごとに実力者ぶりを発揮し、首位の宮原を2点差で追う好位置につけた。5戦目は明日4・29黒部大会。綾部との初出場対決を迎える。
【スミスの話】「甘い味わいの勝利だった。チャンピオンカーニバルの頂上を味わうまであと少しだ。トライアングル・オブ・パワーさ。何かって? その昔、かつてゲーリー・オブライトたちによってビッグなムーブメントがもらたされた。俺のお気に入りだ。今の新しい波はこの俺、デイビーボーイ・スミス・ジュニアだ! たった一人だけどな。よく覚えとけ、今年のチャンピオンカーニバルでゴールドをつかむのはこの俺だ。宮原、そろそろタイムアップだぞ」
【全日本】作戦失敗で北斗がスミスに完敗 4敗目で早くも脱落
2024年4月28日
提供元：
プロレス/格闘技DX 