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デ・ラウレンティス会長が保有するもうひとつのクラブ「バーリ」…今季4人目の指揮官下で迫る“最悪の事態”

超ワールドサッカー

ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が保有するもうひとつのクラブ、「バーリ」がセリエC降格の危機に陥った。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

セリエA経験もある南イタリアのバーリ。地理的にナポリと近く、経営破綻でセリエBからセリエDへの降格を余儀なくされた2018年、デ・ラウレンティス一族に買収(※1)され、22-23シーズンにセリエBまで戻ってきた。

(※1)息子のルイジ・デ・ラウレンティス・ジュニア氏(45)を会長職に据えつつ、自身は名誉会長の座から“院政”(以下:デ・ラウレンティス会長)

バーリをナポリのセカンドチーム扱いするデ・ラウレンティス会長と地元行政の関係性が良くないことは現地でよく知られるなか、セリエB復帰1年目の昨季は3位で昇格まであと一歩。

しかし、今季はうだつの上がらない戦いが続く。

とは言っても、35試合で7勝15分け13敗という戦績をみてわかる通り、それほど黒星が重なっているわけではなく、連敗は最大で「2」。3連敗は一度もなく、47失点と守備崩壊を起こしているわけでもない。

だが、35試合34ゴールと得点力が寂しく、勝ちきれないゲームが過多。開幕から少しずつ順位を下げ、4月上旬には残留or降格プレーオフ圏の16位まで後退した。

今季ナポリで指揮官を2度交代させているデ・ラウレンティス会長は、このようなバーリの現状がもどかしかったのか、なんとすでに3度も指揮官を更迭。16位後退となってからは今季4人目の指揮官として、U-19のフェデリコ・ジャンパオロ監督が暫定指揮を執っている。

しかし、このジャンパオロ監督体制2試合目、27日に残留争いのライバルであるゴゼンツァとの第35節(1●4)を落とした結果、とうとう今季初となる自動降格圏転落。

敵地まで駆けつけた約2000人のファン全員が、ロッカールームへ引き上げる選手たちに向かって、誹謗中傷と言って差し支えない内容のチャントを即席で作って合唱したという。

イタリア下部リーグ屈指の集客力を誇り、ファンのアツさもナポリに引けを取らないことで知られるバーリだが、デ・ラウレンティス一族体制下で順調にカテゴリーを上げてきたなか、クラブ内外が足並みを揃えられなくなっている。

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