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【全日本】宮原が芦野との熱戦首位対決制してA単独首位 「このまま最高に突っ走る」

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【全日本】宮原が芦野との熱戦首位対決制してA単独首位 「このまま最高に突っ走る」(C)プロレス/格闘技DX

『チャンピオン・カーニバル2024』愛知・名古屋国際会議場(2024年4月28日)
Aブロック公式戦 ○宮原健斗vs芦野祥太郎×

 宮原が昨年覇者・芦野との首位対決を制して4連勝。Aブロック単独首位に浮上し、「このまま俺が最高に単独を突っ走る」と宣言した。

 2019年以来5年ぶりV2を狙う宮原は初戦こそ綾部に金星を許したものの、その後は3連勝。Aブロック首位タイで後半戦に突入した。5戦目となったこの日の相手は昨年覇者・芦野。首位対決で星を潰し合った。

 場外戦で先手を取った宮原だったが、アンクルロックへの布石となる芦野の足攻めによって劣勢に。ドラゴンスクリュー、低空ドロップキックで狙い撃ちされ、フェンスに引っかけて絞め上げられたり、鉄柱に叩きつけられたりと苦もんの連続。マフラーホールドで絞め上げられて宮原の悲鳴が会場に響いた。

 それでも宮原はエプロン上でのパイルドライバーで逆襲し、ブラックアウトを突き刺したが、そしてついにアンクルロックに捕まってしまう。逃れようともがくものの芦野は意地で離さず。それでも首固めで切り返す機転を見せた宮原はエルボー合戦で真っ向から火花。芦野がなりふり構わず野性的に背中を殴りまくってねじ伏せた。

 どうにも流れがつかめない展開が続いた宮原は芦野のラリアット、ジャーマンの猛攻で追い込まれたが、Tボーンスープレックスは決めさせず。ブラックアウトを連射して芦野の動きを止めると、シャットダウンスープレックスを爆発させて3カウントを奪った。

 宮原が熱戦となった芦野との首位対決に快勝。4連勝で勝ち点を8に伸ばし、Aブロック単独首位に躍り出た。残る公式戦は4・29黒部大会の黒潮戦、5・6後楽園大会のスミス戦。1失点で抑えれば決勝進出が決まる。「名古屋で勝ち取ったぞ。芦野! スゲェなんかいろいろと溜まってんな。熱くさせてくれたじゃねえかよ」と充実感を漂わせた最高男は「勝ち点8、単独首位だ。おい、Aブロック、このまま俺が最高に単独を突っ走る。単独だ。格の違いを見せつけて優勝するんだ」と宣言してみせた。

 一方、芦野は終盤にきて痛恨の2敗目。同じく公式戦は残り2戦(5・3仙台vs黒潮、5・6後楽園vsサイラス)で、連勝できても1敗の宮原、スミスが10点以上をマークした時点で芦野の連覇は消滅する状況となった。自力優勝が消滅した状況に芦野は「もう終わりだ。俺のチャンピオン・カーニバルは今日で終わり。もう自分で勝たなきゃ、シングルマッチのこのリーグ戦の意味はない」とキッパリ。一方で「ただ、残っている2試合は絶対に負けない。絶対負けない。自信があるから」と言い切ってみせた。

【宮原の話】「よし! よし! よっしゃあ! 名古屋で勝ち取ったぞ。芦野! スゲェなんかいろいろと溜まってんな。熱くさせてくれたじゃねえかよ。ただよ、今日で4勝目か。勝ち点8、単独首位だ。おい、Aブロック、このまま俺が最高に単独を突っ走る。単独だ。格の違いを見せつけて優勝するんだ。明日、イケメン! 久しぶりだな。てめえが黒潮TOKYOジャパンになって初めての1対1だ。明日、富山・黒部で対峙する時、どんな顔でリングに上がるか楽しみにしてるからな。黒潮TOKYOジャパン!」

【芦野の話】「俺は負けたのか。負けた? クソ…。勝ち点は? 勝ち点は? 6か。もう自力優勝ねえのか、俺。あいつが勝ち続けたら、俺の自力優勝ねえじゃねえかよ。優勝決定戦進めねえな、これ。あいつの負けを願うしかなくなっちゃったのか。もう終わりだ。俺のチャンピオン・カーニバルは今日で終わり。もう自分で勝たなきゃ、シングルマッチのこのリーグ戦の意味はない。ただ、残っている2試合は絶対に負けない。絶対負けない。自信があるから。おい、宮原。お前は2番目に嫌いだったけどな、今日で1位タイだよ。青柳と宮原、お前らマジで嫌い。俺は絶対にお前らにおいしい思いさせねえぞ。俺が全日本プロレスにいる限り、お前らに絶対おいしい思いさせねえ。俺がお前らを食ってやるからな。一番好きなレスラーは男児。2位がレイ」

 
   

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