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中川大志、6月に20歳を迎える鈴木福の成長ぶりに感慨「舞台が終わったら一緒にお酒を飲みたい」

WEBザテレビジョン

俳優の中川大志が、4月27日に都内で開催された「地球ゴージャス三十周年記念公演『儚き光のラプソディ』」の初日前会見に参加。風間俊介、鈴木福、三浦涼介、佐奈宏紀、保坂知寿、寺脇康文、岸谷五朗と共に共演者の新たな一面についてや、作品への意気込みなどを語った。

■「地球ゴージャス」約6年ぶりの新作公演

「地球ゴージャス」は、1994年に岸谷と寺脇により結成された演劇ユニット。「地球の人々の気持ちを豊かに、ゴージャスにする」ことを目指し、これまでも作品を発表するたびに話題を集めてきた。結成30周年を迎える2024年は、2018年の「ZEROTOPIA」以来6年ぶりの新作「儚き光のラプソディ」を風間と保坂以外の主要キャストは地球ゴージャス初参加というフレッシュな面々で上演。同作は人々の足元を照らす一筋の光となるように…という願いのもとに作られた、儚くも力強い“希望”が奏でる物語となっている。

公演初日を翌日に控え、中川は「いよいよ初日を迎えるということでドキドキしています。僕は1カ月半稽古に参加させていただいて、少しずつ岸谷さんが作り上げた脚本をみんなで形作っていく作業が本当に充実していました。どんな作品の時もそうなんですけど、お客さんに初めて届く瞬間というのは楽しみであり、そして怖くもある」と心境を吐露し、「精いっぱい大阪まで駆け抜けたいと思います」と意気込みを。

また、稽古期間を経て気付いた共演者の新たな一面について聞かれると、中川は「福くんはお芝居をするのは初めてなんですけど、初めて会ったのが福くんが“これぐらい”で僕が“これぐらい”(手でそれぞれの身長の高さを表現)の時でした。この舞台が終わる頃には20歳になるんだもんね…。だからぜひ(舞台が)終わったら一緒にお酒を飲みたいなという感じです」と、お互いにまだ小さかった頃に出会っていた鈴木が6月に20歳を迎えることを感慨深い様子で喜んだ。

■風間、岸谷&寺脇の“夫婦感”を絶賛「幸せそうでしたねえ」

一方、地球ゴージャス10周年公演「クラウディア」、20周年公演「クザリアーナの翼」と周年公演には欠かせない存在で、30周年公演となる今作にも出演する風間は「毎回言っているんですけど、今回あらためて五朗さんとテラさんの夫婦感…夫婦力が最高に高まっているなと。2人でフィットネス動画を見ていて『おまえできるか?』『できるぞ』って言って2人で始めて…幸せそうでしたねえ」と岸谷と寺脇の仲睦まじい様子を暴露すると、2人は「本当?」「みんなに見られているんだね~」と照れくさそうに笑っていた。

そんな風間に対し、鈴木が「あとはやっぱり風間さんの体が硬いっていうのが…」と指摘すると、風間は「でも、ちょっとだけ軟らかくなったんだよ。皆さん撮ってください」とおもむろに前屈を披露。

鈴木が「あ、めっちゃ軟らかくなっている!」と興奮するも、岸谷からは「地球ゴージャスに10年おきに風間俊介は出てくれていて…それでこの硬さ。あの激しい稽古はどこにいったんだという」とダメ出しされ、風間は「そうですねえ…ゴージャスが終わった後にも続けていればあれなんですけど、ゴージャス中にしかストレッチをやっていない説がありまして…。顔も体の硬さも変わってないですね」と、苦笑いしていた。

最後に、ファンに向けて「僕らのできることを全力でやって、誰かの役に立っていきたいなと思っています。何かのエネルギーが生まれればいいなと思いながら頑張っていきたいと思いますので、ぜひ見ていただきたいです」(寺脇)、「地球ゴージャスを結成して30年、本当にお客様のおかげだと思っております。ありがとうございます。微力ではありますが来てくださるお客様を幸せにすることに全力を尽くしております。ぜひ劇場でお待ちしております!」(岸谷)とそれぞれ呼び掛け、締めくくった。

「地球ゴージャス三十周年記念公演『儚き光のラプソディ』」は、4月28日(日)から5月26日(日)まで東京・明治座にて、5月31日(金)から6月9日(日)まで大阪・SkyシアターMBSにてそれぞれ上演される。

◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT LLC)

 
   

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