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今田美桜、共演者も称賛した圧巻の怒りの演技に愛らしさも<花咲舞が黙ってない>

WEBザテレビジョン

今田美桜が主演を務めるドラマ「花咲舞が黙ってない」(毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系/Huluにて配信)の第3話が4月27日に放送。またも銀行員の不祥事が発覚し、怒りのボルテージが上がる主人公・舞を体現する今田の演技が格好良かった。(以下、ネタバレを含みます)

■銀行を舞台に正義感の強い主人公が活躍

同ドラマは、銀行を舞台に不正を絶対に見て見ぬふりできない花咲舞が、弱い立場の人たちのために立ち上がる姿が痛快なエンターテインメント作品。2014年、2015年に杏が主演した、池井戸潤の小説「不祥事」が原作の前ドラマ後に出版された新作小説の物語を、新たなキャストでつづる。

支店を回って小さな問題に対処する臨店班となった舞の上司でバディとなる相馬健を山本耕史、舞が務める銀行の経営企画部に所属するエリート中のエリートである昇仙峡玲子を菊地凛子、昇仙峡に銀行の不祥事を隠蔽する任務を命じる経営企画部長・紀本平八を要潤、舞の叔父で「酒肴処・花さき」店主の花咲健を上川隆也が演じる。

■ベンチャー企業と反社をつないだ銀行の裏切り者と対峙する舞

第2話で舞らが臨店したのは、歴代の部長や役員を輩出する名門といわれる銀座支店。そこでは2億円もの新規融資を予定している浄水システムのベンチャー企業・アクアソートのトラブルが発生していた。

舞らは、田沼(犬飼貴丈)が社長を務めるアクアソートが反社会的勢力のマネーロンダリングに加担していたことを見抜く。4年前に経営危機に陥ったところで反社の人間とつながりを持ってしまった。ところが田沼が、反社を紹介したのは銀座支店の前支店長で、現在は本部の業務統括部長・小倉(矢柴俊博)だと暴露。小倉は反社に返せなくなった自身の借金の代わりに、当時倒産寸前だったアクアソートを差し出したのだ。

小倉のもとに駆け付け、報告書に書くと詰め寄る舞。舞には、情熱をもってベンチャー企業を立ち上げた田沼らへの思いがあった。だが下手をしたら舞や相馬はこの銀行にいられなくなる。そこを突く小倉に、舞のお決まりの文句「お言葉を返すようですが」が出る。小倉が恫喝したことを含め、すべてを報告書にまとめると宣言した。

「やれるもんならやってみろ。たたきつぶしてやる」と言う小倉に、「望むところです」と立ち向かった舞は格好良かった。

放送後、小倉を演じた矢柴は自身のTwitterに「この日僕は一番の特等席で、彼女の素晴らしい芝居を目撃しました。それは芝居というより叫びでした。全身全霊で言葉を届けようとして震える声。その奥に沢山の声なき声が聞こえました。この世の弱きものたちの思いを代弁しているように思いました。突き刺さりました」と投稿し、主演の今田を称賛した。

■舞が怒りの筋トレする様子がかわいい

昇仙峡に「銀行には銀行のルールがあります」「安っぽい正義感で動かれては困ります」と迫られても、なお報告書を書こうとした舞。だが、臨店班の上司である支店統括部次長・芝崎(飯尾和樹)からも「なかったことにする」と告げられ、またも銀行の隠ぺいに屈することになった。

ラストでは、日が変わり、相馬と芝崎がアクアソートのその後を話す中、舞は怖い顔で相馬がいつもしているゴムバンドでの筋トレを。小倉が懲戒解雇でないと知ってさらに力が入り、相馬が「おいおいおい、そんな激しくやったら肩関節おかしくするぞ」と注意し、芝崎が「つまり、インピンジメント症候群(※肩の痛みのこと)ね」と小さくツッコんで笑いを誘った。

圧巻だった小倉との対峙シーンから、筋トレシーンではどうしようもない怒りが沸いていることが分かる一方で愛らしさがあって、舞のことを応援したくなる魅力を持たせている今田の演技が堪能できる回となった。

SNSには「表情の演技圧倒された」「美桜ちゃんの演技かっこいい」「美桜ちゃんの眼力とせりふが身に染みた」「全力筋トレの美桜ちゃんかわいい」といった声が寄せられた。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

 
   

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