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【NBA】レイカーズが意地の1勝!崖っぷちで踏みとどまり対ナゲッツの連敗を11でストップ、八村塁は9得点<DUNKSHOOT>

THE DIGEST

【NBA】レイカーズが意地の1勝!崖っぷちで踏みとどまり対ナゲッツの連敗を11でストップ、八村塁は9得点<DUNKSHOOT>(C)THE DIGEST
 ロサンゼルス・レイカーズが意地の1勝を掴み取った。

 現地時間4月27日、ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナでデンバー・ナゲッツとレイカーズのプレーオフ1回戦第4戦が行なわれ、レイカーズが119-108で勝利。シリーズ成績を1勝3敗とした。八村塁は9得点、4リバウンド、1アシストを記録している。

 レイカーズにとっては3連敗で迎えた背水の一戦。先発は過去3戦と変わらずディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブスに八村、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス。ナゲッツはジャマール・マレー、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、マイケル・ポーターJr.、アーロン・ゴードン、ニコラ・ヨキッチと不動のスターティングラインナップで臨んだ。

 立ち上がりはレイカーズが先制し、ナゲッツがすかさず取り返す白熱の展開。八村も第1クォーター残り6分54秒に3ポイントを決めて、攻撃の活性化に貢献する。28-23とリードして迎えた第2クォーターには、途中出場した直後にヨキッチへの好守を見せると、カッティングからレイアップを成功。前半終盤には八村のオフェンシブ・リバウンドからデイビスのアリウープが生まれるなど、61-48とレイカーズが押し切って折り返した。
  過去3戦もリードしながら主導権を奪われた鬼門の第3クォーター、この日はレイカーズが奮起する。最初に結果を出したのは八村だ。開始1分36秒にドライブからのレイアップでチームの後半初得点をあげると、続く攻撃ではポストアップからターンアラウンドジャンパーを成功。

 その後もデイビスを中心に得点を重ねたレイカーズは、八村のアシストからラッセルの3ポイントにレブロンのダンク、さらにラッセルの連続得点が飛び出し、91-80とリードを保って第4クォーターを迎える。

 最後まで勢いを保ち続けたいレイカーズはレブロンが果敢なアタックで流れを渡さず。残り6分半からはレブロンのアリウープとラッセルの3ポイントで最大19点差に。以降はナゲッツが必死の反撃を見せるも、リードを守り切ったレイカーズが勝利を収めた。

 崖っぷちで踏みとどまったレイカーズは、レブロンがフル出場した第4クォーターの14点を含む30得点、5リバウンド、4アシスト、3スティール、デイビスが25得点、プレーオフ自己最多タイの23リバウンド、6アシストと2枚看板が牽引。前戦で無得点に終わったラッセルが4本の3ポイントを含む21得点、リーブスも21得点、6アシストと気を吐き、ナゲッツ戦の連敗を11でストップした。

 八村は21分33秒間の出場で9得点(フィールドゴール4/8、3ポイント1/3)、4リバウンド、1アシストの成績。第4クォーターはこの日9得点と好調のトーリアン・プリンスがフル出場したため出番が回ってこなかったが、後半の立ち上がりで連続得点を決めるなど復活の兆しを見せ、出場時の得失点差はチーム2位の+13をマークした。

 第5戦は29日(日本時間30日)、再びデンバーに舞台を移して行なわれる。ナゲッツがシリーズを決めるか、レイカーズがホームの第6戦につなげるか。白熱の一戦となりそうだ。

構成●ダンクシュート編集部

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