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<オーメン:ザ・ファースト>主演・ネルが「オーメン」の魅力を語る「時の試練に耐えうる映画」

WEBザテレビジョン

映画「オーメン」(1976年)の前日譚(ぜんじつたん)を描くホラー映画「オーメン:ザ・ファースト」が4月5日より公開中。本作で主演を務めたネル・タイガー・フリーが「オーメン」の魅力を語った。

■世界中を恐怖で包んだ「オーメン」シリーズ

シリーズ最新作「オーメン:ザ・ファースト」は全米で初日金曜を含む3日間の興行収入約8363000ドルを獲得。日本でも初日3日間で興行収入6448万円、動員46169人を記録した。SNS上では、「見事に作り込まれた傑作。退屈な瞬間がまったくなかった。震えた」「素晴らしく不快でおぞましい。恐怖演出が冴え渡ってる」「めちゃめちゃ良かった!ここ2~3年で観たホラーで断トツの面白さ!」等の声があがっている。

「オーメン」シリーズと言えば、まさにホラー映画の金字塔。見るものを震え上がらせる不穏な空気感や、一気に恐怖のどん底へと突き落とすような衝撃的で凄惨な描写など、1本目となる「オーメン」の公開から長年経った今でもその魅力は色あせることはない。公開当時、我が子に“666”の悪魔の数字が無いか調べたり、“666”がつく住所や電話番号の変更が相次いだりといった社会現象を巻き起こしたともいわれるなど、世界中が悪魔の恐怖に包まれた。

■主演女優・ネルが語る「オーメン」の魅力

最新作となる「オーメン:ザ・ファースト」で主演マーガレット役を務めたネルも「オーメン」を何度も観たという、ある意味このシリーズに憑りつかれたひとり。ネルは「本当に、時の試練に耐えうる映画(古くならない映画)」だとその魅力を語る。

「オリジナルの『オーメン』は、今でも当時と同じくらい怖いわ。つまり、私は当時まだ生まれていなかったけど、当時を想像することはできる。なぜなら、ストーリーがとてもうまく作られているからよ」と、衝撃的なシーンだけではなく、人々を引き付ける物語がそこにあったと話す。

1970年代は、「ローズマリーの赤ちゃん」や「エクソシスト」を経て、ホラー映画ブームの真っただ中。そのなかで、今でも語り継がれる「エクソシスト」や「オーメン」は、作品の根幹となる物語がしっかりしていたとネルは言う。

「『オーメン』の新作がたくさん作られ、『エクソシスト』の新作も作られているのは、人々がこれらの物語をもっと欲したからよ。(それは)オリジナルの作品がとてもよくできているからなの。多くのホラー映画では、ストーリーの始まりと終わりがあるけど、そのどちらかを広げる余地はあまりないわ」

「でも『オーメン』の場合は、(物語を)与え続けてくれる贈り物のようなものなの。もっと知りたいこと、もっと語りたいことがたくさんあるの。そしてそれは、素晴らしく練られたストーリーのおかげだと思うわ。だからこそ、この映画は今でもとても価値があって、話題性があって、人々はいつも振り返って、史上最高のホラー映画のひとつとして称賛するんだと思う」と、本シリーズへの熱い想いを語った。

さらに、「この映画のいいところは、必ずしも『オーメン』を観ていなくてもこの映画を観られることだと思う。というのも、この映画のストーリーは『オーメン』の前日譚だからよ。だから、まずこの映画を観て、それから初めてオリジナルの映画を見ることもできるの。オリジナルの『オーメン』に新たな観客を呼び込むことができるかもしれないわ」

「あの象徴的な映画を観たことのない10代の若者たちが、私たちの映画を観て、願わくばそれを楽しんで、次に何が起こるのか知りたくなるかもしれない」と、最新作への自信を覗かせた。
 
   

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