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クレーシーズン好調のチチパスがマドリードOPでまさかの初戦敗退!「100%の準備ができていなかった」<SMASH>

THE DIGEST

クレーシーズン好調のチチパスがマドリードOPでまさかの初戦敗退!「100%の準備ができていなかった」<SMASH>(C)THE DIGEST
 現在開催中の男子テニスツアー「ムチュア・マドリード・オープン」(4月24日~5月5日/スペイン・マドリード/クレーコート/ATP1000)で、初戦(2回戦)敗退を喫した世界ランク7位のステファノス・チチパス(ギリシャ)が試合後のインタビューに回答。「敗戦をしっかりと受け入れたい」と前を向いた。

 今月中旬の「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(ATP1000)で優勝、翌週開催の「バルセロナ・オープン」(ATP500)でも準優勝を収めるなど好調を維持しているチチパスは、第6シードとして参戦した今大会初戦で予選勝者のチアゴ・モンテーロ(ブラジル/118位)と対戦。疲労の影響もあったのか第1、2セット共に先にサービスダウンを喫し、自身は1度もブレークを果たせないまま1時間36分で勝負あり。2年連続の3回戦進出とはならなかった。

 試合後のインタビューでチチパスは、終始質の高いプレーを見せた勝者を素直に称賛しつつ、次のように敗戦の弁を述べた。
 「ネットの向こう側にはとても良い相手がいた。彼(モンテーロ)は素晴らしいショットを放ち、僕のボールが浅くなるたびに押し込んできた。僕はコートの深い所へうまく打つことができなかった。(初めてのブレークポイントを握った)最後のゲームのようなリターンができていたら良かったと思う。試合を通してリターンでリズムが狂っているように感じた。バランスが崩れて、身体があちこちがフラフラしていた」

 続けて25歳の若武者は敗因について「僕はこの試合に向けて100%の準備ができていなくて、相手は100%の準備ができていた。試合中に改善できた点もあったけど、手遅れだった」とコメント。「素晴らしい気分ではないが、それを受け入れて先に進まなければならない」と改めて潔く負けを認めたチチパスは、ポジティブな言葉で最後を締めくくった。

「僕はそれらの改善できた点を理解しながら、次にコートへ出る時にそこを強化できるよう努めたい。僕はランキングポイントを獲得するために努力し続ける必要がある。もちろん、今シーズンはランキングとパフォーマンスにおいて新たな高みに到達したいと思う」

 次戦は5月8日に開幕するマスターズ1000大会「イタリア国際」(イタリア・ローマ/クレーコート)に出場予定のチチパス。それまでにしばしの休息を取れるはず。ローマではまた彼の生き生きとしたプレーが見られることを期待したい。

文●中村光佑

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