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三井住友海上社長、BM新会社との委託契約に慎重姿勢 「保険事業展開の可否を確認して判断」

ABEMA TIMES

 5月に設立されるビッグモーター新会社との保険代理店の委託契約について、三井住友海上の船曳社長は「適切な保険事業を展開できる体制かどうか確認した上で判断する」として、慎重な姿勢を示しました。

【映像】三井住友海上社長がBM新会社との契約に慎重姿勢

「先方(ビッグモーター新会社)の意向があったうえで、先方の体制がお客様に適切な保険事業を展開する体制にあるかどうかを保険会社として確認したうえで、委託の是非等を検討していくことになる」(船曳真一郎社長)

 三井住友海上は一連の保険金不正請求をめぐって、2023年ビッグモーターとの代理店委託契約を解約しました。ビッグモーターは5月、支援先の大手商社、伊藤忠のもとで中古車販売などの中核事業を引き継ぐ新会社を設立しますが、自賠責保険など損害保険の代理店委託契約を結べなければ、顧客の利便性が損なわれ、売り上げに影響が出る可能性もあります。

 三井住友海上の船曳社長は、旧ビッグモーターのコンプライアンス体制の問題を念頭に、新会社が代理店委託契約を結びたいという意向を示したとしても、保険契約者を最優先に考える適切な体制が整っていなければ、契約は難しいとして慎重な姿勢を示しました。(ANNニュース)

 
   

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