【MLB】ブルージェイズ2－12ドジャース（4月26日・日本時間27日／トロント）
ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。1回の第1打席に3試合ぶりとなる今季7号を放ったが、打席に入る際には、敵地の大ブーイングに晒された。大谷はいつものように相手ベンチや球審などに一礼すると、ネット裏から大谷に向かって強烈なブーイングを浴びせる敵地男性ファンの姿が。しかし、その直後、この全力ブーイングが仇となる笑撃の“超がっかり”リアクションを披露することになった。
【映像】敵ファンが見せた「笑撃」ビフォーアフター
昨年12月に6年在籍したエンゼルスから10年総額7億ドル（約1015億円）の超大型契約でドジャースに移籍した大谷。移籍の過程で様々なメディアによる、様々な憶測が飛び交ったが、その中でも一部メディアで「ブルージェイズへの移籍可能性」が報じられた。トロントのファンの中には大谷に“裏切られた”と感じているファンも多いようで、地元紙にも「大谷がブルージェイズをもてあそんだ」などと報じられていた。
一部報道に踊らされてぬか喜びをしたトロントのファンにとって、大谷は格好のターゲットだった。大谷の名前がコールされると、どこからともなく大ブーイングが沸き、その矛先は容赦なく大谷に向けられた。
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しかし、大谷はいつものローテーションを崩さない。相手ベンチや球審に挨拶をすると、打席へ…とその時、ネット裏には大谷に向かって大きなブーイングを送るブルージェイズのキャップを被った男性ファンの姿が。
その様子に気づいたのか…大谷はちらりとネット裏を二度見すると、カウント1-1からの3球目、インコースへのスライダーを完璧に捉えて打球速度96.1マイル（154.65キロ）、飛距離360フィート（109.7メートル）のアーチをライトスタンドに叩き込んだ。
大谷のバットから高々と打球が舞い上がると、その男性ファンの先ほどまでの元気はどこへ…右手人差し指を口に当て、ただ無言のまま打球の行方を見送った。この落差がスゴイ反応に「ブーイングなんかするからw」とツッコミが。一方、トロントのブーイングに対しては「大好きの裏返し」などの声が寄せられていた。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
