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「井上尚弥にも同じことが起こる」悪童・ネリが大胆不敵な予言! 無敗のタイソンが撃沈した34年前の”再現”を誓う「KOで勝つ。それ以外ない」

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「井上尚弥にも同じことが起こる」悪童・ネリが大胆不敵な予言! 無敗のタイソンが撃沈した34年前の”再現”を誓う「KOで勝つ。それ以外ない」(C)THE DIGEST
 世紀の一戦に向け、大胆不敵な予言に注目が集まっている。

 来る5月6日、東京ドームでボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥と対戦する元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)が「マイク・タイソンが東京ドームで無敗記録を失ったのなら、ナオヤ・イノウエにも同じことが起こる」と述べ、挑発とも受け取れるコメントを残している。

 4月21日、”悪童”はついに決戦の舞台となる因縁深き日本に降り立った。大一番に向けて、都内のジムで順調にトレーニングを積んでおり、懸念された体重管理も問題ないことをアピールしながら両拳を磨いている。

 そんなメキシコ人ボクサーは、米ボクシング専門メディア『Boxing Scene』のインタビュー記事で井上陣営に早くも”口撃”を仕掛け、揺さぶりをかけている。

 同記事でネリは、来月に迫った統一戦に向けて「ファイターとして最高のステージだ。サッカー選手がワールドカップのために一生をかけて準備するようなものだ。それと同じだよ。これは世界チャンピオンであることよりも大きなことだ。4つのベルトだ。文句のつけようがない」と話し、溢れる闘争心を包み隠さずに答えている。
  昨年12月の統一戦でマーロン・タパレス(フィリピン)から2度のダウンを奪い、10回KO勝利を収めた井上はテレンス・クロフォード(米国)に続き、史上2人目の2階級4団体統一王者に輝いた。いまや世界中のボクサーから標的とされ、挑戦に名乗りを上げるファイターは引く手あまただ。そんな無敵の日本人ボクサーに対し、「3年ほど前から彼と戦いたいと思っていた。幸いなことにチャンスが巡ってきて、今は真剣に取り組んでいるよ」と言葉に力を込める。

 また、ネリは井上を「エリートファイター」と評し、「イノウエは速くて強い、最高のファイターのひとりだ」と敬意を込める。だが、不敵にモンスターにも弱点があることを指摘。「勝てるのは俺しかいない」と強気な姿勢を示す。

「俺にはパワーがあり、パンチを与えることができる。ハートもあって、リングで死ぬ覚悟がある。俺は何よりも喧嘩が好きなファイターだし、リングで乱闘するのが好きなんだ。でも、カウンターも好きだよ。相手のスタイルが許せば、俺もそれをやる。どんなスタイルの試合でも、勝利を得るために俺は何でも順応するんだ」 さらに、「イノウエはこの試合を受けるべきではなかったね」と言い、そのワケを一気にまくし立てた。

「俺が彼の立場だったら、この試合は受けなかっただろう。彼は俺に勝っても何も得るものはない。むしろイノウエには失うものがある。でも、俺には失うものは何もない。確かに俺はチャンピオンではない。彼のようにトップに君臨していない。だから、すべてをかけて臨む。リスクを冒し、リングの上で死ぬことも厭わない」

 過激なワードを出すほど、強い覚悟を示したネリ。「重要な試合」と説く東京ドーム開催の価値を、メキシコ人ボクサーは独自な考えで次のように論じている。

「マイク・タイソンが東京ドームで無敗記録を失ったのなら、ナオヤ・イノウエもそうなる可能性がある。マイク・タイソンは怪物だった。だからこそ、東京ドームでの試合が実現したことを嬉しく思うよ」
  ボクシング興行としては、34年ぶりに開催される東京ドームでの防衛戦。マイク・タイソン(米国)とジェームス・ダグラス(米国)が拳を交えた世紀の一戦は、スポーツ史上屈指の番狂わせとして、いま現在もボクシング界に語り継がれる伝説の試合として記憶されている(タイソンのTKO負け)。悪童は「ノックアウトで勝つ。それ以外に方法はない」と豪語し、「イノウエか、俺のどちらかが止められるのは分かっている。でも、彼が止められるのは間違いない」と自信たっぷりな口調で締めくくっている。

 両者がリングの対角線に立つ日は、刻一刻と迫っている。

構成●THE DIGEST編集部

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