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急遽先発のスポルティエッロが躍動、3位ユベントスと2位ミランは譲らずゴールレスドロー【セリエA】

超ワールドサッカー

セリエA第34節、ユベントスvsミランが27日に行われ、0-0で引き分けた。

前節カリアリ戦を辛くもドローとした3位ユベントス(勝ち点64)は、4日前に行われたコッパ・イタリアではラツィオに終始劣勢を強いられた中、1-2として1stレグのアドバンテージを生かし決勝に進出した。そのユベントスはヴラホビッチとユルドゥズが2トップを形成した。

一方、前節ミラノ・ダービーに敗れて眼前でインテルに優勝を決められた2位ミラン(勝ち点69)は退場したテオ・エルナンデスとカラブリアが、累積でトモリがそれぞれ出場停止となった。さらに守護神のメニャンがウォーミングアップ中のアクシデントで欠場となり、ディフェンスの主軸4枚を欠く中、ムサが右サイドバックでスタメンとなった。

立ち上がりからややユベントスが押し込む流れで推移すると8分、ヴラホビッチがGK強襲のシュートを浴びせた。さらに22分、ボックス右からカンビアーゾがシュートに持ち込むも枠を捉えきれない。

前半半ば以降も互いに隙を見せない展開が続いた中、追加タイム2分にユベントスに決定機。ボックス手前左で得たFKをヴラホビッチが直接狙うと鋭いシュートが枠を捉えたが、GKスポルティエッロの好守に阻まれゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半、開始5分にもユベントスに先制のチャンス。コスティッチがボックス左で前を向きGK強襲のシュートを浴びせ、ルーズボールに反応したダニーロが詰めたが、GKスポルティエッロのファインセーブに阻まれた。

その後は互角の攻防が続いた中、ミランは66分、ロフタス=チークが際どいミドルを浴びせると、ユベントスは73分、キエーザの左クロスからミリクのヘディングシュートが枠を捉えたが、ここもGKスポルティエッロの好守に阻まれた。

終盤の86分、押し込むユベントスに好機。マッケニーのヘディングシュートを再三好守を見せてきたGKスポルティエッロがファンブル。ルーズボールをラビオがプッシュしたが、チャウのブロックに阻まれた。

直後のCKでミリクのヘディングシュートがわずかに枠を外れた中、ユベントスがゴールに迫り続けたものの得点は生まれずタイムアップ。勝ち点1を分け合っている。

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