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アン・ヒョソプのナチュラルな高校生役にどハマり!アジア人気を加速させた「いつかの君に」の繊細なアプローチ

HOMINIS

「浪漫ドクター キム・サブ」シリーズへの出演をきっかけにブレイクし、時代劇に初挑戦した「ホン・チョンギ」(2021年)や、完璧すぎるCEOを演じたラブコメ「社内お見合い」(2022年)と、立て続けにヒットドラマに出演しているアン・ヒョソプ。

2023年7月から5ヶ月間に渡り、韓国・ソウルを皮切りにバンコク、台湾、ジャカルタ、香港、マニラ、日本と各国を巡ったアジアツアー「2023 AHN HYO SEOP ASIA TOUR <THE PRESENT SHOW> here and now」の盛況ぶりからも、その爆発的な人気ぶりが窺える。

アン・ヒョソプ人気を加速させた「いつかの君に」

アジア全域で存在感を発揮するヒョソプのグローバルな人気を決定づけたのが、昨年9月より配信され、”沼落ち人”を続出させたと評判を呼んだNetflixシリーズ「いつかの君に」だ。

台湾の大人気ドラマ「時をかける愛」(2019年)の韓国リメイク版となる本作は、飛行機事故で亡くなった恋人ク・ヨンジュンを忘れられずにいるヒロイン、ハン・ジュニ(チョン・ヨビン)が、突如として1998年にタイムスリップすることから始まるファンタジードラマ。

“クォン・ミンジュ”という女子高生として目覚めた彼女は、1998年の世界で亡き恋人・ヨンジュンと瓜二つの男子高生ナム・シホンと出会う。やがて、タイムスリップの謎など、ミステリー要素が絶妙に絡み合い、時空を超えたラブロマンスが展開されていく。

Netflixシリーズ「いつかの君に」

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今年4月に29歳を迎えたヒョソプが演じているのが、事故でこの世を去ったヨンジュンと、女子生徒からも人気のある男子高生・シホンの1人2役。

188cmという高身長に爽やかなビジュアルを活かした制服姿は、何の違和感もなく、むしろナチュラルに映る。絶妙な懐かしさを感じる1998年の美しい風景に溶け込むシホン役で、10代特有の瑞々しさや無邪気な表情も自然に表現していて母性本能がくすぐられっぱなしだ。

Netflixシリーズ「いつかの君に」

若さゆえの甘酸っぱさで心を掴むミンジュとの高校生活は、どの瞬間を切り取っても絵になるほどキラキラと眩くて、大人の目線で振り返るとエモすぎるシーンの連続。徐々に縮まる心の距離を、「ヴィンチェンツォ」(2021年)が高い評価を得たチョン・ヨビンとヒョソプが繊細かつ丁寧に演じていて、じんわりと胸に沁み入ってくる。

Netflixシリーズ「いつかの君に」 Netflixシリーズ「いつかの君に」

シホンの親友でミンジュに片想いをするチョン・インギュ(カン・フン)とはいつしか三角関係となり、複雑な思いを抱えてギクシャクする”青春の1ページ”もリアリティ溢れる演技で体現。優しい雰囲気で、見るからに”いい人”のカン・フンの切ない表情にも胸が締めつけられる。

Netflixシリーズ「いつかの君に」

また、プライベートでも仲が良いことで知られるロウンのカメオ出演も、本作を大いに盛り上げたトピックの1つだ。ヒョソプ自らが制作陣に打診したというロウンの役どころは、ヨンジュンの予備校の友人・テハ役。第8話で実現した2人の共演は、ドライブしながら軽口を叩き合うシーン。友だち同士かと思っていたら、手を握り、熱っぽい視線を絡ませる合う流れに…。その後の衝撃的な展開も含めて、2人の姿は何度見ても心拍数が急上昇することだろう。

青春ラブロマンスとファンタジックなミステリー要素が絶妙に絡み合い、心地良い没入感に浸れる本作。”ヒョソプ病”ともいわれる熱狂的な人気を生んだことも納得の、俳優アン・ヒョソプの爽やかな魅力にどっぷりと浸ってほしい。

Netflixシリーズ「いつかの君に」
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