1.甘えたい、なでてほしい
犬が地面に背中をこすりつけて仰向けになっているとき、「お腹なでて〜」と甘えているのかもしれません。
お腹を見せることで飼い主さんや散歩中に出会った人がなでてくれた、という経験がある犬は、それを期待してお腹を見せるように寝転がることがあります。
また、お腹を見せることは服従の姿勢であり、相手に敵意がないことを伝える手段でもあります。そのため、自分よりも大きい犬や強そうな犬の前で、このような体勢になってトラブルを回避しようとすることもあるでしょう。
2.注目を集めたい
犬が背中をつけてゴロゴロしていると、まわりの人は「かわいい!」「何してるの?」などと声をかけることが多いと思います。
そのため、かまってもらいたいときや注目を集めたいときに、わざとこうした姿勢になることがあるのです。
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特に、飼い主さんが他の飼い主さんと話し込んでいたり、他の犬をなでていたりするときに気を引くためにゴロゴロ寝転がることが多くあります。
甘えたい気持ちや気を引きたい気持ちで寝転がっているときは、かまえばかまうほど余計にこうした行動をくり返します。そのため、やめさせたいときは視線を向けず声もかけず、できるだけ無視をするのが効果的です。
もちろん、車道など放置すると危険があったり人に迷惑をかけたりする可能性がある場所では、安全確保が優先です。さっと抱き起したり、抱えて安全な場所まで連れていくようにしてください。