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治安守る職務と反社会組織関与の二重生活男 10件の重罪に問われる

Sirabee

アメリカで保安官として働いていた男が、10件の重罪に問われている。治安を守る仕事とは真逆の反社会組織との関わりについて、『Mercury News』や『Eastbay Times』が報じている。

 

■保安官との二重生活

カリフォルニア州サンバーナーディーノ郡の保安官だったクリストファー・ビンガム被告が、別名を使って暴力的なアウトロー・バイカー集団と深く関わった罪で逮捕された。職務上の生活とは別に「チャールズ・テイト」と名乗り、バイカー集団モンゴルスのメンバーとして活動していたという。

ビンガム被告は勤務先の留置施設のロッカーにモンゴルスのステッカーを貼るなど、公私にわたりモンゴルスへの関心を示していた。同僚らに対して「警察が最大の犯罪集団」と発言するなど、反体制的な言動も見られたそうだ。

 

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■膨大な武器を押収

不穏な言動が目立ったビンガム被告だが、2023年3月23日にモンゴルスのメンバー2人とバイクで走行中に逮捕され、バイカー集団との関与が発覚した。

その後の家宅捜索で、ショットガンなど約160丁の銃器や爆発物、モンゴルスのベストなどが押収された。

また今年4月4日には、保安官事務所から持ち出した複数の銃の窃盗を含む重罪10件で逮捕、その後さらに3件の罪が追加され再逮捕されている。

 

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