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DeNA度会隆輝が衝撃の満塁弾でパフォーマンス“封印”涙したアンチ急増の洗礼

アサ芸Biz

 開幕から21試合連続で「1番」に座っていたDeNAのルーキー度会隆輝が、4月26日の巨人戦(横浜)で「8番」に降格。それでも「球団史上初の新人満塁本塁打」という衝撃の一撃をかまし、八回まで1点のビハインドだったチームを勝利に導いた。
 
 本来ならいつもの「最高でーす!!」という笑顔のヒーロインタビューという流れだが、この日は完全封印。満塁弾を放った直後も一塁を回ったあたりで突き上げようとした右腕を引っ込め、笑顔を殺して淡々とベースを回った。
 
 試合後、「男たるもの泣いてはいけないなと。色々感情が込み上げてきてしまいそうになったんだけど、耐えました」としていたが、九回に守備に就く際には目を真っ赤に腫らしていた度会。

「『色々な感情』には、もちろんファンへの感謝の気持ちも含まれるでしょうが、開幕からの活躍とド派手なパフォーマンスに『生意気だ!』という“アンチ”が増えていた。そうしたことへの反発もあったと思いますよ」(DeNA担当記者)

 加えて対戦チームは度会のウィークポイントを突き始め、26日の試合前まで14打数無安打という絶不調に陥り、ますます厳しい声が浴びせられていた。
 
「ルーキーであれば普通、インハイの速いボールに対応できないのですが、度会の場合は外寄りの変化球に全く対応ができないことがわかった。どのチームにもそこを徹底的に突かれたんです」(同)

 ちなみに、あの派手なパフォーマンスの原点は少年時代にある。

「ヤクルトの選手だった父(博文さん)が引退後、チームの広報担当を務めていたこともあり、幼少期の度会は神宮のクラブハウスで“顔パス”状態だった。あの頃の主力選手たちに可愛がられたことで、全く物怖じしないプロ向きの性格が出来上がったようです」(ヤクルト関係者)

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 ただ、今回のパフォーマンス封印については「博文さんから『あまり調子に乗るな』と言われていた」(前出・DeNA担当記者)という。
 
 ここ数試合のスランプで、チームでは度会のスタメン落ちも検討されていた。最終的には三浦大輔監督の「少し楽なところで打たせてみようと」との“親心”もあったわけだが、パフォーマンスを解禁すれば再び“アンチ度会”が火を吹く。まずは粛々と見破られた弱点の克服を目指したほうがいいのかもしれない。

小田龍司

 

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