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ネットの神はMでも神 渡辺太、親番一気の大トップでファイナル目前の大仕事完遂「プロ人生として大きな半荘」/麻雀・Mリーグ

ABEMA TIMES

 ボーダーライン上の4位、そして下位2チームとの直接対決。何かが起こるとすればこの日だ。しかしネット麻雀の“神”は、追いすがるライバルに隙を見せなかった。プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2023-24」セミファイナルシリーズ4月25日の第1試合は赤坂ドリブンズ・渡辺太(最高位戦)が+80.3の大トップを獲得。5位KONAMI麻雀格闘倶楽部の伊達朱里紗(連盟)をラスに沈め、さらに昨年王者、渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)も抑え込んだ。

【映像】快勝の決定打となった渡辺太の清一色

 この試合は東家から伊達、多井、渡辺、EX風林火山・二階堂瑠美(連盟)の並びで開始。渡辺は東1局、タンヤオ・一盃口・赤・ドラの8000点を瑠美からロン。逆転ファイナル進出に向けてもう後がないライバルへプレッシャーを与える。

 その後はしばらくアガリに恵まれず、多井、瑠美との三つ巴となった南3局3本場の親番で、渡辺に大きな追い風が吹いた。まずこの局は伊達からリーチ・ドラの3900点(+900点、供託1000点)のアガリ。同4本場はリーチ・ツモ・裏ドラの6000点(+1200点)。これでダントツとなると、同5本場はマンズの清一色仕掛け。これを瑠美からアガり、清一色・一気通貫の1万8000点という大量加点に成功した。その後は瑠美、多井のアガリを見送ってゲームセット。対局スタジオを後にする際には、カメラへ向けて力強いガッツポーズも披露した。

 この日の渡辺は大舞台に立つことの武者震いか、アガリの際に裏ドラをこぼす珍しい場面もあり、インタビューでは「普段より緊張感はありました」と素直に述べた。内容には満足もしているようで「こういう正念場で出させてもらって、自分の色が出た麻雀で、大きいトップを持ち帰ることができた。プロ人生として見ても、大きな半荘だったと思います。チームにとっても本当に大きなトップだったので、とりあえず役目は果たせたかなと思います」との言葉も。ファンからは「かっけーよ!」「いい麻雀でした!」「大仕事だよ!」と絶賛の声多数。ネット麻雀の神は、Mリーグでもその存在感を十分に発揮している。

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【第1試合結果】

1着 赤坂ドリブンズ・渡辺太(最高位戦)6万300点/+80.3
2着 渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)3万2500点/+12.5
3着 EX風林火山・二階堂瑠美(連盟)3900点/▲36.1
4着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)3300点/▲56.7

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

 
   

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