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出遅れた小川泰弘が初戦で快投!HQSで虎狩りに成功した右腕に館山昌平氏「今日は初球のストライク率がすごかった」と絶賛

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出遅れた小川泰弘が初戦で快投!HQSで虎狩りに成功した右腕に館山昌平氏「今日は初球のストライク率がすごかった」と絶賛(C)ベースボールキング

◆ ベテラン右腕の投球術を絶賛

 ヤクルトが敵地甲子園で阪神に快勝。カード初戦をモノにした。この日は阪神先発の青柳晃洋に対し、2回に中村悠平のタイムリーと武岡龍世の犠牲フライで2点を先制。4回には阪神の守備の乱れに乗じて3点を追加し、今シーズン初登板の小川泰弘を助けた。その後も効率よく得点を重ね、8-2で勝利した。

 勝利投手となりお立ち台に上った小川は「とにかくバッター1人1人強気で向かっていくことと、テンポよくチームに流れを持ってこれるようにと思ってマウンドに上がりました。 今年はチームとしてしっかりやり返せる、やり返すことができるように頑張っていきたいと思います」とチームスローガンになぞらえた決意のコメントを残した。

 小川のピッチングに対し、26日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説者として出演した館山昌平氏は「もうとにかく今日は初球のストライク率がすごかったですよね。打者26人に対して24回ストライク。ストレート、カット、スライダー、カーブ、フォーク、いろんなボールを投げながら、初球を取るっていうことが、カウント進めていく上では必要になってくる」とベテラン右腕の投球術を絶賛していた。

 またもう一人の解説者の谷沢健一氏は「ここまでやはり1ヶ月間、登板できなかったっていうのがね、やはりちょっと重かったですよね。投手陣がヤクルトは悪かったですから、やっと貢献できたという充実感はあるんじゃないか」と出遅れながらも初戦で結果を出せたことで安堵感もあるのではと推測していた。

 開幕から遅れること約1ヶ月。燕のライアンの巻き返しに期待がかかる。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

 
   

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