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『MIRRORLIAR FILMS』S5、2作品の予告編公開 又吉直樹、伊藤沙莉、山田孝之らの姿が

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『MIRRORLIAR FILMS Season5』©2024 MIRRORLIAR FILMS PROJECT

 5月31日より2週間限定公開される『MIRRORLIAR FILMS Season5』の6作品のうち、『変哲の竜』と『さようなら、あおいの赤いメガネンティティ』の予告編とポスタービジュアルが公開された。

参考:『MIRRORLIAR FILMS Season7』で加藤浩次が初監督、加藤シゲアキが2年ぶりに監督に挑戦

 『MIRRORLIAR FILMS』は、クリエイターの育成発掘を目的とする短編映画制作プロジェクト。2021~2022年に公開されたSeason1~4 では俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンなどが監督した36本の短編映画が発表された。2024年春より順次公開されるSeason5~8 ではシーズンごとに地域に拠点を置き、「企業版ふるさと納税」の制度を活用した地域振興・教育事業として、官民一体の実行委員会の組成、市民参加の制作・上映、学生や市民を対象とした映像制作ワークショップを行い、多くの人々に映画制作と触れ合ってもらうことを目的とした、一般参加型プロジェクトとなっている。

 『変哲の竜』では、公園で本を読んでいた竜(又吉直樹)は、ふわっと香ってきた匂いが、学生時代の友人・正樹(山田孝之)の家のにおいじゃないかと想起する。それを確かめるため、正樹の家を訪ねようと20年ぶりに電話をかける。20年ぶりの連絡とは思えないその内容に、正樹の妻である今日子(伊藤沙莉)は「きんもっ!」とドン引きするが、正樹はなんだか嬉しそう。正樹の部屋の匂いを吸い込んで懐かしむ竜の姿が、見ている我々も誰しもが経験している、匂いによって過去の記憶や感情を強烈に呼び起こすあの現象を思い出させるような、懐かしさを感じさせる映像となっている。

 あわせて公開されたポスタービジュアルには、正樹の家の階段に佇む竜を捉えた、哀愁漂う竜の姿が写されている。

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 『さようなら、あおいの赤いメガネンティティ』では、主人公のあおい(北原麻衣)は、同級生の田渕くん(巖川虎太郎)に告白されるが、“田渕くんは私自身のことを好きなのではなく、私が赤いメガネをかけているから私のことが好きなのではないか”と考える。田渕くんを淡々と問い詰めるあおいと、2人の会話をタバコをふかしながら横で見つめる、あおいの友達・さかもっちゃん(温井祥太)。独特の間と、3人のバランスや空気感が不思議と気になってしまう映像となっている。

 あわせて公開されたポスタービジュアルは、赤いメガネをかけて真っ直ぐに見つめてくるあおいが写されている。
(文=リアルサウンド編集部)

 
   

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