今月25日、グループYouTuberの「スクワッド」（登録者数74万人）が「メンバーの脱退とスクワッドのこれからについて。」と題した動画を公開し、メンバー脱退をかけた人気投票を実施すると発表しました。
薄給のメンバー7人で“借金返済生活”
今年2月、突然の活動休止を発表したスクワッド。その後の動画では、再生回数が伸び悩む中、車の購入やスタジオの引っ越しなどで約200万円の借金を抱えていると告白し、「崖っぷちの状況」だと明かしました。
スクワッドはその後、所属事務所のUUUMを訪れ、担当マネージャーの上司である大道氏からお金を借りることに。大道氏から借りたお金は毎月20万円ずつ返済し、返済できなかった月はメンバーが罰ゲームを受けて清算すると宣言しました。
同月29日の収支報告では、1カ月の収益が「中古のハスラー1台分」で、そこから家賃や撮影などの経費30万円とメンバーの給料を引き、なんとか2月分を返済したことを報告します。その分、スクワッドの給料事情はかなり厳しい様子。メンバーが7人いることもあってか、月給は「中堅キャバ嬢の日給」程度だと説明されていました。
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メンバー脱退をかけた人気投票を開催
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その後もコンスタントに動画を投稿していたものの、再生数はいずれも数万回どまり。登録者は2月以降3万人増加しましたが、4月に入ってからは頭打ちという状況となっています。
そんな中、スクワッドは25日の動画で「今後4人で活動していきます」と発表。活動休止を経て、編集スタイルや企画の試行錯誤を重ねたものの、結果に結び付いていないと打ち明けました。再生数が落ち込み、収益がかなり厳しいと話すこうたは、「スクワッドが売れるために、メンバー1人1人にもっとファンを増やしていきたい」として、
僕たちが出した結論は、2人を脱退させ4人で活動することです
と報告。月に1回ファンによる人気投票を実施し、ビリとビリから2番目のメンバー2人が、1カ月間スクワッドを脱退すると発表しました。
こうたは「脱退という言葉でびっくりさせてしまうかもしれませんが」といい、
具体的には、スクワッドのチャンネルに1カ月出演しない
と説明。「その1カ月は自分の人気を高めるために、個人で活動を行う」として、決して人気がないメンバーを追い出すことが目的ではないと強調します。
人気投票は、脱退メンバーの“入れ替え戦”として、チャンネル登録者100万人を突破するまで毎月実施されるとのこと。もし一向に人気が上がらず、数カ月動画に出られないメンバーがいる場合は、「めちゃくちゃ面白いことを考えてるので、お楽しみに」と予告しました。なお脱退中のメンバーは、動画への出演料がなくなるため減給されるそうです。
