遠方から足をのばしてでもぜひ行きたい、京都の「物語のある珈琲店」をご紹介。店主やお店の物語を知ればその味わいはさらに深みが増すはずです。
※本記事は発売中の「おいしい京都 外さない店カタログ」から一部抜粋・編集しました。
■飽くなき探求心で進化を続けるパイオニア
20年前、京都ではまだ珍しかったエスプレッソ主体のカフェとして創業した「WEEKENDERS COFFEE ROASTERY」。
自家焙煎をスタートして以降は、個性豊かなスペシャルティコーヒーの醍醐味を追求してきた店主の金子将浩さん。
「豆の買い付けや産地の訪問で海外のスタンダードに触れる機会が増えたことが大きい」と新たな試みを重ね、世界基準の味作りに邁進する。とりわけ、店の代名詞とも言える浅煎りの豆は、華やかな香気となめらかな質感、なによりあと味に立ち上る、曇りなき余韻の透明感に目を見張る。
バリスタからロースターへとスタンスを移し、尽きぬ探求心で、今も絶えず進化を続ける金子さん。今や国内外でその名を知られる存在として、京都のコーヒーシーンを牽引する一軒だ。
COFFEE DATA
●焙煎機：ローリング スマートロースター 15キロ(熱風式)
●抽出：ハンドドリップ(ハリオV60)、エスプレッソ(ラマルゾッコ)
●焙煎度合い：浅煎り～中深煎り
●テイクアウト：不可
●豆の販売：あり(100グラム 810円～)
住所：京都市下京区石不動之町682-7
電話：075-748-1080
京都の珈琲店に秘められた物語に、想像力が止まらない…。歴史ある街・京都の魅力を満喫しよう！
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