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亡くなった猫は天国で“別の猫柄”に転生…?「お母さんが好きだと言ってくれた“しましま”がいいな」猫ちゃんが選んだ転生後の「柄」に号泣…ブワッ【作者に聞いた】

Walkerplus

猫が死んだら訪れる場所、そこは猫の天国。ここでは次の新しい命を得るまでに一度、白猫に戻るという。真っ白な姿に戻った猫たちは「シャム猫がいいなぁ」など、次の新しい柄を楽しそうに話している。そんな死んだ猫たちが再び転生する未来を描いた『猫の柄の話』に「温かくていい話」、「自分の愛猫もそうだったらと思う」などのコメントが届いている。



■天国で白猫に戻って神様から再び新しい柄を与えられる

元々は「便利屋」をやっている白熊と、捨て子熊のお話「白熊便利軒」を描いている白熊便利軒ホセさん。本作はイベント出展用に描いた9ページほどの短編漫画だというが、猫を飼っている(飼っていた)人には、何度も読み返したいと心に響く声が多く届いている。今回、本作の制作の裏側について白熊便利軒ホセさんに聞いた。

飼い主とつなげてくれる温かいエピソードだが、読者の反響について、「世の中に数多のSNS漫画がある中で、見つけてくれてありがとうございます。“五体投地”しながらすべて読ませてもらっています」と語った白熊便利軒ホセさん。

愛猫を亡くした方から「うちもいつか帰ってくるといい」というコメントをもらうと「帰ってきますよ」と思いながらコメントを返しているのだそう。



もう会えないと思っているより「いつか生まれ変わって帰ってくるかも」と思って暮らしていた方が楽しいじゃないですか、と“家族”への思いを強調した。

この猫漫画の着想については、「猫が天国で“白猫に戻る”という設定のもとは、ラジオで猫の柄について研究している方のインタビューを聞いたのがきっかけ」だと回答。続けて、「猫は白毛が基本の色で、柄の遺伝子のシロップを耳や尻尾の先からたらして染まっていくという話でした。シロップがたっぷりなら柄は満遍なく入るし、少し足りないと白足袋、半分ぐらいならハチワレになるというのがとても面白くて覚えていたんです」と笑顔で振り返った。

作品を描こうと思ったのは、「友達が長年一緒に暮らした愛猫を亡くしてしまった事がきっかけ」とのこと。「直接励ますのは恥ずかしかったし、おこがましいので、作品で何かできたらなと。なので主人公の猫は友達の愛猫と同じキジトラ(作中でいう”しましま”)猫なのです」

本作の見どころについては、「猫が神様にお願いするシーン」と即答。「あのコマを描きたいがために描いたようなもの。あの子は幸せだった記憶を思い出せて満足しているので、泣き笑いな表情をしています」と、作品への思いを話してくれた。



取材協力:白熊便利軒ホセ(@sasadebris)
 
   

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