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テラス×テラス[ライブレポート]多幸感あふれるシーンをたっぷり描いた初の全国ツアーファイナル公演「これからも8人の応援、4年目もよろしくお願いします」

Pop’n’Roll

テラス×テラスが、4月21日(日)にZepp Shinjuku(TOKYO)にて、デビュー3周年を記念した初の全国ツアー<3rd Anniversary Tour FINAL〜世界で一番幸せになろうね〜>ファイナル公演を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

【画像はこちら】

会場となったZepp Shinjuku(TOKYO)を訪れた観客は、メンバーカラーのTシャツやサイリウムを持参して、テラテラ(グループ愛称)メンバーの登場を心待ちにしている様子だ。開演時間を迎えると、ステージ上のスクリーンに、映像が投影され始めた。“ライブ”をテーマに、メンバーたちが胸の内を明かすという構成となっており、新リーダーを務めている池原のぞみは、“ファンの人たちが、私たちの名前を呼んでくれたり、大きな声で応援をしてくれたり、私たちを観て笑顔になってくれて、すごい嬉しいです”とコメントすると、歓声が沸き起こった。

映像が終わると、いよいよ本日のヒロインたちが登場。ツアーのテーマソングとなる新曲「シラユキ」を皮切りに、ワンマンライブが進行していく。2曲目では、身体が思わず乗ってしまうポップチューン「シグナル!!」、3曲目はデビューアルバム『〜ウチら、一生素敵晴れ〜』に収録されているナンバー「僕に恋しちゃいなよ」を歌唱する。当日雨天という悪条件の中でも、ライブ会場に詰め掛けた観客に向けて、“雨にも負けずに、一緒に楽しんでいきましょう!”とメッセージを送ると、観客もクラップや掛け声で呼応していく。SNS上でも拡散されて話題に上っている「シラユキ」について、伊藤詩由が“今日初めて聴いた人いますか? たくさんコール入れるパートもあると思うので、たくさん聴いてほしいです!”とアピールした。

続けて、「明日もSunny Days!」「StarDust」「夏結び」といったミドルバラードでは、歌詞の情景を表現しながら、しっとりと歌い上げた。落ち着いたムードから一転、激しいギターイントロが耳に残る「Happy Smile」、常夏の沖縄を連想させる「ハイサイロック」というアップチューンで、会場の熱気を上げていく。まるでサウナのような熱いセットリストで、美しい汗を流すメンバーたちだったが、表情は太陽のように明るかった。

同ツアーの新たな試みとして、ユニット曲に挑戦しているテラテラ。伊藤詩由、池本しおり、森華音、梅原麻緒、池原のぞみの5人が、片想いの心情を綴ったアオハル曲「アカネイロソラ」を、健気な表現を魅せながらパフォーマンス。続けて吉田芽梨奈、藤田梨々花、小野﨑涼帆が、大事な人との別れの心境を描いた楽曲「無口なエール」を、おしとやかに歌い上げた。

ドキドキのユニット曲のパフォーマンスを終えると、またスクリーンに映像が流れる。テラテラがファンに向けて、直筆の手紙を執筆して、普段伝えることができない想いを読み上げいく。最年少メンバー・森華音は、“今日のために、予定を空けてくれてありがとう。加入してからいろいろ不安なこともあったけど、みんながいてくれたから、今ステージに立つことができています。みんなからたくさんの幸せをもらったから、今日私たちが、みんなのことを幸せにしちゃいます!”と、胸を打つメッセージを口にした。

映像が終わると、新衣装にチェンジしたメンバーが登場。サプライズとなる、新曲「テラス×テラス」を披露する。3年という活動で経験した想い、これからの未来に向けて飛躍を誓った歌詞が記されており、今後グループにとって欠かせない楽曲になるはず。梅原麻緒が、“デビュー曲の歌詞、そして今回のツアーテーマにもなっている「世界で1番幸せになろうね」をレベルアップさせて、「宇宙一幸せにするからね!」というメッセージが込めています!”と、新曲について解説した。

盛り上がりを見せるライブは、佳境へと進んでいく。「君を照らす」「ヒロイン」「太陽ダーリン」「君に恋してサンセット」「サンライズ」「恋のレモネード」といった王道アイドルらしいポップナンバーを、ピタッと揃ったダンス、キュートな歌声で体現していく。全身全力でパフォーマンス果たすメンバーに向けて、観客たちの応援も熱が入っていた。

最後の曲「アイロニーガール」を終えると、コロナ禍前には想像できなかった“アンコール”の大合唱が轟く。声援に応えるように、テラス×テラスが再登場。恋する乙女のときめきを、シンデレラのストーリーと重ね表現した楽曲「恋してシンデレラ」を熱唱すると、割れんばかりの拍手と声援がメンバーに送られた。

熱気が冷めない会場の中、メンバーたちが感謝の想いを述べていく。

伊藤詩由:
本日は、たくさんのライブイベントがある中から、Zepp Shinjukuに足を運んでいただきありがとうございました。テラテラにとっての幸せとは何だろうと、改めて考えた時に、ファンのみんながいてくれることが1番の幸せだなと感じました。地方のライブに駆けつけてくれたり、地方から東京の会場に来てくれたりと、頭の片隅にテラテラのことを考えてくれるだけでも嬉しいのに、一緒に素敵な時間を共有できて嬉しいです。よいメンバー、よいファン、よいスタッフさんに支えられて、3年目を締められました。4年目もよろしくお願いします!

伊藤詩由<3rd Anniversary Tour FINAL〜世界で一番幸せになろうね〜>Zepp Shinjuku(TOKYO)(2024年4月21日)

吉田芽梨奈:
テラテラの活動の中、素敵な出会いもあったけど、別れもあって……。(涙が出始める)そのたびに、どうしたらいいんだろうと思ったりしたけど、Zepp Shinjukuに足を運んでくれて、本当に本当に幸せなんですけど、伝わってますか?(拍手が起こる) みんなの足を引っ張ることがあるけれど、ファンのみんなが吉田に会いに来てくれる、一緒にいられることが幸せです。これからも同じ気持ちでいてくれたら嬉しいです! 1個言い忘れた! このメンバーで本当によかった(笑)。それだけ!

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吉田芽梨奈<3rd Anniversary Tour FINAL〜世界で一番幸せになろうね〜>Zepp Shinjuku(TOKYO)(2024年4月21日)

小野﨑涼帆:
テラテラについてきてくれて、本当にありがとうございました! 全国ツアーが決まった時は、本当に嬉しい気持ちでした。普通のことではないし、ツアーが開催できること自体が、すごいことだなと思っていて、みんなが来てくれるから実現できたと実感しています。みなさんが家に帰った時に、ツアーに行ってよかった、またライブに行きたいなと思ってくれたら、本当に嬉しいです!

小野﨑涼帆<3rd Anniversary Tour FINAL〜世界で一番幸せになろうね〜>Zepp Shinjuku(TOKYO)(2024年4月21日)

森華音:
本日は予定を空けて、お越しいただきありがとうございました。ツアー中に、いろいろ思うことがあって……。自分の気持ちを、メンバー、他人にも伝えることが苦手で、自分の中で考えることがたくさんありましたが、遠方からライブツアーに来てくれているファンがいて幸せだなと感じています。4年目も、もっとみなさんに楽しいなと思える、ライブをお見せしたいと思っています。

森華音<3rd Anniversary Tour FINAL〜世界で一番幸せになろうね〜>Zepp Shinjuku(TOKYO)(2024年4月21日)

藤田梨々花:
活動3年が経って思い返すと、初めてのワンマンライブ、生誕祭が開催できたりと、全部ファンの方々に幸せにしてもらっています。Zepp Shinjukuに立つことが目標で、たくさんの方が詰め掛けている光景が見れて、本当に嬉しかったです。こんなに応援してくれる人が増えたのかと思えて、さらに幸せな気持ちになりました! このメンバーとファンの人たちと一緒に、もっと大きなステージに立ちたいです。そして連れていきたいです!! これからもついてきてくれたら嬉しいです。

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