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「韓国に2回負けるわけにはいかない」パリ五輪世代の植中朝日が意地の2発! ACLは大チャンス「アジア中に自分の名前を広めたい」

SOCCER DIGEST Web

「韓国に2回負けるわけにはいかない」パリ五輪世代の植中朝日が意地の2発! ACLは大チャンス「アジア中に自分の名前を広めたい」(C)SOCCER DIGEST Web
 横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝・第2戦で、韓国王者の蔚山現代とホームで対戦。敵地での第1レグは0-1で落としたなか、30分までに3発を叩き込み、一気に逆転するも、リードを守り切れず。その後に2戦合計3-3に追いつかれ、PK戦までもつれ込んだ末に雨中の死闘を制し、決勝進出を果たした。

 圧巻の活躍を見せたのが植中朝日だ。インサイドハーフで先発した22歳は、13分に相手の一瞬の隙を見逃さずに先制点を奪えば、アンデルソン・ロペスが追加点を挙げて迎えた30分には、GKはノーチャンスの鮮烈なミドルシュートでこの日2点目を叩き込んでみせた。

 もっとも、植中はこの大一番に出場していなかった可能性がある。カタールで開催されている、パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップに参戦していたかもしれないのだ。

 京都と地元の北九州で行なわれた直前の親善試合のメンバーには選出されるも、カタール行きは逃したなかで、植中は率直な心境をこう明かす。
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「どっちにしてもマリノスも本当に大事な試合が待っていたので、落ち込む暇はなかったです。そういった時に、こういう舞台で監督からチャンスをもらっていたなかで、なかなかゴールに直結するようなプレーができてない時間が多かったので、気持ちを晴らすじゃないけど、ゴールが取れたのは本当に自分の感覚的なものも楽になりました。

 自分が代表に入らなかったことも全然理解できていました。今の代表がなかなかゴールが取れていない状況は、自分が入ったからって解決できるかって言われると分かんないです。でもこうやって、こっちのチームでそういうことを示していければ、またこの後の、もしオリンピック予選をしっかり通過できると、また代表に入れるチャンスがあると思っているので、そういったところを見越して、こっちのチームで活躍していきたいです」

 自分たちがACLを戦うのと時同じくして、パリ五輪の出場権を争うU-23日本代表の選手たちから、刺激を受ける部分もあるようだ。

「代表チームの選手とも何人かと連絡を取ったりするので、向こうの状況も入ってきますし、この前の韓国戦も見たりはしていました。日本のチームが韓国に2回負けるわけにはいかないので、代表チームとクラブチームの違いはありますけど、自分も代表の選手たちに負けてられないので、今日はこういう結果が出せて良かったです」

 ACLは「自分の価値を高められるチャンス。決勝でゴールを決めて、まずはアジア中に自分の名前を広めたいです」とぎらつくマリノスの14番は、アジア王者経由で金メダルを目ざす。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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