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フロント一新、小型SUV『ミツビシASX』が大幅改良。HEV・MHEV・ガソリン車が6月から欧州で発売

autosport web

 三菱自動車の欧州事業統括会社であるミツビシ・モーターズ・ヨーロッパ・ビー・ブイは4月24日、コンパクトSUV『ASX』の大幅改良モデルを発表。フロントデザインが一新されるとともにコネクティッド機能や安全機能などが強化されたこの改良型を2024年6月より、ヨーロッパの一部市場で販売することを明らかにした。 『ミツビシASX』は、アライアンスパートナーであるルノーからOEM供給を受ける“CMF-Bプラットフォーム”を採用した2列シート5人乗りのコンパクトSUVだ。  2022年9月に発表された先代モデルではベース車である『ルノー・キャプチャー』のフロントデザインが色濃く残っていたが、今回登場したマイナーチェンジモデルは、ミツビシのデザイン・アイデンティティである“ダイナミックシールド”をより強く印象付けるフロントフェイスに置き換えられている。  大胆にブラックアウト化したバンパー中央部は、そのダイナミックシールドを強調するとともに、立体的で奥行き感のあるサテンシルバーのグリルモチーフを組み込んで一体化させることで、ダイナミックかつ堅牢な印象を両立させる。またLEDヘッドライトは、L字型とスリット状の造形を組み合わせ、洗練されたモダンな印象に仕上げられた。  脚元ではダイヤモンドカット加工が施されたブラックの18インチのアルミホイールを新たに採用し、SUVらしいスポーティな逞しさが表現されている。  強化されたコネクテッド機能の面では、車内に10.4インチのスマートフォン連携ディスプレイオーディオが新たに採用された。これと同時に音声で電話やメール、音楽の再生から、リマインダーの設定、車内の温度調整まで可能なGoogleアシスタントをはじめ、Googleマップ、Google Playなどを使用することができるミツビシ初のGoogle搭載車となっている。  さらに、コネクティッド機能を強化する新開発のモバイルアプリ『My Mitsubishi Motors』を使用することで、スマートフォンから駐車位置の確認が可能になるなど、日常生活での使い勝手をより向上させることが可能だ。  駐車可能位置を自動で検知し、車庫入れや前向き駐車、縦列駐車をサポートするパークアシストなどの安全機能も強化され、車両の前後左右を上空視点で映し出すアラウンドビューモニターや後退時交差車両検知警報システムなどの予防安全技術が搭載された。  改良型ASXのパワートレインは、先代に設定されていたプラグインハイブリッドEV(PHEV)が廃止されたことで、ハイブリッドEV(HEV)とマイルドハイブリッド(MHEV)、ガソリンエンジンの3種類に。このうち1.6リットルガソリンエンジンに駆動用と発電用のふたつのモーターを組み合わせるHEVでは、1.2kWhの駆動用バッテリーの残量を温存しながら走行する“Eセーブ”モードを新採用し、EV走行やモーターアシストに備えて電池残量を確保しておくことが可能となった。  MHEVは1.3リットル直噴ガソリンターボエンジンと6速マニュアル、または7速デュアルクラッチトランスミッションの組み合わせ。純エンジンモデルでは排気量1.0リットルのガソリンターボに6速マニュアルミッションが組み合わされている。  気になる価格や『ミツビシRVR』としての日本国内市場への導入の有無については、現在のところ明らかにされていない。
 
   

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