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アーセナル、トロサールの先制弾にホワイト&ハフェルツ2発で大量5得点! チェルシーを粉砕

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アーセナル、トロサールの先制弾にホワイト&ハフェルツ2発で大量5得点! チェルシーを粉砕(C)SOCCER KING

 プレミアリーグ第29節延期分が23日に行われ、アーセナルとチェルシーが対戦した。

 現在プレミアリーグの優勝争いに身を置いているアーセナル。チャンピオンズリーグではバイエルンに敗れてベスト8敗退に終わったことで、残るコンペティションはプレミアリーグのみとなった。現在は首位に立っているものの、2位のリヴァプールとは同勝ち点で、得失点差で上回っている状況。3位のマンチェスター・シティは消化試合数が1つ少ないなかで勝ち点差が「1」となっていることから、現在自力優勝の可能性を手にしているのはマンチェスター・シティだ。アーセナルとしては残る試合すべてで勝利が求められる。

 一方、チェルシーは20日に行われたFAカップ準決勝でマンチェスター・シティと対戦したものの、終盤の失点により0-1で敗北。これで今季の無冠が確定した。プレミアリーグでは直近8試合を4勝4分と無敗で駆け抜けるなど好調をキープしている。少しでも上の順位でシーズンを終えるべく、ロンドンのライバルを倒したい。

 アーセナルはウィリアン・サリバ、マルティン・ウーデゴーア、ブカヨ・サカといったお馴染みの面々がスターティングメンバーに並んだ。中盤の底にはトーマス・パルティが入り、デクラン・ライスがインサイドハーフの一角を担当。負傷の影響が心配されていた冨安健洋も、左サイドバックで先発に名を連ねた。一方で、チェルシーはエンソ・フェルナンデス、モイセス・カイセド、コナー・ギャラガーらがスタメン入り。コール・パルマーは体調不良の影響で欠場しており、ノニ・マドゥエケとミハイロ・ムドリクが両ウイングを務める。マロ・ギュストが欠場となったため、プレミアリーグ初スタメンのアルフィー・ギルクリストが右サイドバックに入った。

 試合は立ち上がりの4分に動く。ホームチームのアーセナルは右サイドから中央へボールを繋ぎ、トーマスが敵陣中央左寄りのスペースで浮いたライスへ届ける。前を向いたライスが相手を引き付けて左へ渡すと、レアンドロ・トロサールがワントラップから左足でニアサイドの下を射抜いた。電光石火の攻撃でアーセナルが先手を取っている。

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 序盤の時間帯は両チームボールを握る時間こそ拮抗したが、より多くのチャンスを作ったのはホームチーム。22分には中央へ走り込み、トロサールからのパスを受けたライスが、見事なターンから右足を振り抜くも、ここはクロスバーの上へ。22分には敵陣でインターセプトした冨安が、ハフェルツとのワンツーでペナルティエリア左へ侵入。ウーデゴーアとのパス交換から左足でグラウンダーのボールを送るも、ここはサカにうまく合わない。

 対するチェルシーはこの直後、自陣でうまくサリバと入れ替わったニコラス・ジャクソンが長い距離をドリブルで持ち運び、ボックス左からマイナスへ折り返すと、これがガブリエウ・マガリャンイスに当たってポストに当たる。個の力を活用したカウンターながら、同点ゴールとはならなかった。

 前半の終盤にかけてはサカ、カイ・ハフェルツ、トロサールが次々とゴールを脅かすも、GKジョルジェ・ペトロヴィッチの好セーブもあって追加点は生まれず。チェルシーは30分、マドゥエケの突破から、最後はE・フェルナンデスが際どいミドルシュートを放つも、枠を捉えきれなかった。前半はこのままアーセナルの1点リードで終了している。

 後半に入るとアーセナルが追加点を取るべく猛攻へ出る。ウーデゴーアを起点にゴールを脅かすシーンを作っていくと、52分には右コーナーキックをショートで繋いだところから、マイナスへのパスでライスがミドルシュート。トーマスが方向を変えると、最後はベン・ホワイトが左足で流し込む。再三決定機を作っていたアーセナルが遂に2点目を記録した。

 勢いに乗ったアーセナルは続く57分、自陣左寄りのスペースで前を向いたウーデゴーアが左足で絶妙なスルーパスを通す。カーブのかかったスルーパスはハフェルツの前のスペースへ流し入れられ、ハフェルツは左足で冷静にフィニッシュを沈めた。

 こうなるとアーセナルは止まらない。65分、ボックス右でサカからの横パスを受けたハフェルツが左足で仕留める。70分には、自陣左サイドから持ち運んだ冨安が中央へつけると、ハフェルツ、トーマス、ホワイトを経由してサカにボールが渡る。サカはカットインを匂わせてからマイナスのウーデゴーアを使い、浮き球のパスが送られると、ボックス右のスペースへ走り込んだホワイトがダイレクトで折り返す。この折り返しが直接ゴールに吸い込まれ、アーセナルがリードを5点に広げた。

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