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田丸辰が53kgの世界王座設立とONE王者プラジャンチャイとの対戦をアピール【RISE】

TOKYO HEADLINE

 RISEの大阪で開催されるビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA」(6月15日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第一競技場)の追加対戦カード発表会見が4月23日、都内で開催された。

 昨年行われた「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament」の優勝者・田丸辰(日本/TRY HARD GYM)が韓国KTKの元王者であるジョン・ヒョヌ(韓国/BAEKRYEONCHAI)と対戦する。

 田丸はトーナメントを制した後の初戦となった今年3月の「RISE ELDORADO 2024」で志朗(BeWELLキックボクシングジム)の持つ「RISE世界バンタム級(-55kg)王座」に挑戦も1R終盤に起きたバッティングで志朗が鼻骨を骨折。2R開始直後にドクターチェックが入り、試合続行不可能という裁定が下され、試合はノーコンテストとなっている。

 会見で田丸は「久しぶりに53kgという適正階級での試合ですが、僕がRISEの主役になるためにもまずは53kgという階級をしっかり確立させないといけないと思っている。RISEの53kgは強くて倒せる選手が多いが、もっともっと盛り上がってほしいと思っているので、まずはそれをしっかり引っ張っていくためにも僕がしっかり勝つ」と勝利を自らに課したうえで伊藤隆代表に「もっと盛り上げるためにもRISEの53kgの世界ベルトを作ってほしい」と要望。伊藤氏は「今後、用意した相手を相手に(ふさわしい)内容とプラスKOしてもらう。そうすると世界のタイトルが見えてくるんじゃないかと思う」などと田丸に課題を出した。これを受けて田丸は「去年、MVPもいただいて、実力的には認めてもらえたと思うんですが、内容だったり試合全体を通して見てみると、まだまだスターと言うには程遠いと感じるので内容で見せていきたいと思っている」と決意を述べた。

 また他団体で戦いたい選手として「53kgという階級はキックボクシングだとRISEが一番盛り上がっていてレベルが高いと思う。53kg付近の選手はRISEにきてもらえれば全然やる。しいて挙げるならONEのムエタイストロー級王者のプラジャンチャイとやりたい」とプラジャンチャイ・PK・センチャイ(タイ/P.K. Saenchai Muay Thai Gym)の名を挙げた。これに伊藤氏が「不可能ではないと思う。可能性はあると思う。今後、RISEからもONEに出す予定ですから」と語る一幕もあった。

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 プラジャンチャイは2020年に開催予定だった「RISE ASIA SERIES 2020 -55kg」トーナメントに出場が決まっていたが、折からのコロナ禍で大会自体が中止となり、参戦が実現しなかった。

 田丸は今回の試合については「僕が目指しているところを考えると、今回は相手どうこうではなく、田丸辰がKOする。それだけだと思う」、相手が“日本人キラー”と呼ばれていることについては「まあ、大した日本人じゃないですよね。RISEの53kgは世界的に見てもレベルが高いと思っているので、こんなところで負けていたらRISE自体が世界からなめられると思っているので、しっかりKOで勝ちたい」とレベルの違いを見せてのKO勝ちを約束した。

 今回の試合は世界王座設立、そしてプラジャンチャイといった世界の強豪との対戦実現に向けての第一歩となる。

南原健太が必殺技「トロールハイキック」でのKOを予告も…

 会見ではRISEライトヘビー級王者の南原健太(極真会館)とRISEフライ級王者の数島大陸(及川道場)がともに海外の強豪を迎え撃つ国際戦2試合も発表された。

 南原は昨年12月の「RISE WORLD SERIES 2023 Final Round」でビクター・デ・コニングにKO勝ちして以来の試合でジェシー・アスティル(オーストラリア/Strikeforce/WBCオーストラリアクルーザー級王者)と対戦する。

 南原は「派手にぶちかまして一番記憶に残る試合をしたい。相手の映像を見たが気持ちよく倒し合いができそう。基本、戦う前の相手を見るといいイメージがないが、いい奴だなと感じた。気持ちよく殴り合いをして、倒し合いで打ち勝って僕が勝つ。試合のテーマはまずはRISEの強さを、RISE王者は強いということを世界に知らしめるというのが一つ。もう一つは日本人として、日本人が一番強いということをヘビー級で南原健太が証明していきたいと思っている」と強さを見せつけての勝利を誓った。

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