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高橋一生 水中撮影に手応え「臨場感のある芸術的な映像に仕上がった」 ドラマ「岸辺露伴は動かない」第9話「密漁海岸」記者会見

エンタメOVO

 4月22日、東京都内のNHKで、ドラマ「岸辺露伴は動かない」第9話「密漁海岸」のマスコミ向け試写会と記者会見が行われ、出演者の高橋一生、飯豊まりえ、脚本&演出を担当した渡辺一貴、制作統括の土橋圭介氏が登壇した。

 ドラマ「岸辺露伴は動かない」は、荒木飛呂彦の人気漫画を原作に、特殊能力“ヘブンズ・ドアー”で相手の秘密を読むことができる漫画家・岸辺露伴(高橋)が、編集者の泉京香(飯豊)とともに奇怪な事件や不可思議な現象に立ち向かう物語。2020年にシリーズがスタートし、これまで8話が放送され、2023年には映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』も公開された人気作だ。

 シリーズ最新作となる第9話「密漁海岸」では、料理で客の体の悪い部分を改善する不思議な力を持つシェフのトニオ・トラサルディと出会った露伴が、どんな病気でも治すという伝説の“ヒョウガラクロアワビ”獲得に挑む。

 登壇した高橋は、試写後に会見を行うのは、シリーズがコロナ禍中でスタートしたこともあり、5年目にして初ということで、「5年の重みと共に感慨深く思っています」とあいさつ。

 「密漁海岸」は、原作の中でも人気があり、映像化を期待する声も多かったエピソード。念願の映像化について土橋は「ようやくこれができるという手応えをつかみ、今回取り組みました」と説明した。

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 飯豊も『ルーヴルへ行く』撮影時点では次回作が決まっていなかったことを打ち明け、「こんなに早く新作として『密漁海岸』を皆さんにお届けできることがすごくうれしい」と喜んだ。

 「ようやく『密漁海岸』に手が届いた」としみじみと語った渡辺は、「今までで一番体を張ってもらっている。これまでの4年間の蓄積に加え、新しい露伴&京香の一面が出ている」と高橋&飯豊の奮闘をアピール。

 その言葉通り、高橋は今回、「密漁海岸」というタイトルにふさわしく水中撮影に挑戦。水中シーンは、CGや合成を用いた特殊撮影ではなく、海岸でロケした映像とプールでの撮影を組み合わせたリアルな映像だ。

 「肺は本当に浮袋なんだと実感した」と水中撮影を振り返った高橋は、「呼吸をしないで吐き切った状態で沈んでいかないと、体は沈まない。吐き切ったところからスタートするんですけど、今度は逆に、カットがかかった後、上がっていけない」と撮影には苦労した様子。にもかかわらず、その大変さは完成した作品では「あんまり伝わってない」と苦笑い。ただし、映像の仕上がりについては、「臨場感のある、ある意味、芸術的なカットに仕上がっている」と手応えを感じている様子。

 高橋の水中撮影を見学した飯豊も、「見ているだけで、こちらも息が止まってしまうような、身体能力のすごさや皆さんのチームワークを目の当たりにした」と驚いていた。

 なお、会見にはゲストとして、劇中で活躍するトニオ・トラサルディ役のAlfredo Chiarenzaも参加。司会から紹介を受け、「漫画の中でも人気のキャラクターなので、プレッシャーを感じた。このエピソードを見て、気に入ってくれたらうれしい」とあいさつ。

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