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『“転スラ”第3期』エンディング主題歌を担当、来栖りん「ファンとして観ていた大好きなアニメ」

WEBザテレビジョン

アイドルグループのセンターから声優アーティストへと活動の場所を移してリリースした、昨年5月のソロデビューシングル「I wish」から1年。来栖りんが2ndシングル「Believer」を5月22日(水)にリリースする。表題曲の「Believer」は、人気TVアニメ『転生したらスライムだった件(以下、転スラ)第3期』のエンディング主題歌だ。

■自分の中にすっと入ってくる歌詞です

「“転スラ”はファンとして観ていた大好きなアニメなので、まさか自分の歌がエンディングで流れるなんて、少し前までは想像もできなかったことです。そう思うと、今の私は自分にとって衝撃的なことが起こる世界にいるんだなって、あらためて思います。
作詞してくださっているJunxix.さんは以前から歌詞を提供してくださっている方で、私のパーソナルな部分もすごく知ってくださっていて。それもあってか、自分の中にすっと入ってくる歌詞だなと思います。<分かり合えないかもしれない>、<良い事ばかりじゃない>など、少しネガティブに感じられる言葉が歌詞にはありますけど、それでもその経験が未来へと繋がるから、自分自身を信じてしっかりと前を向こう、という歌になっています。
いいことばかりじゃないけど、でもあきらめない。思うようにならないことがあっても、別の方向から挑んでみる。そういう気持ちの持ちようが“転スラ”という作品とリンクしていると思うし、主人公のリムルはそういう人……人じゃなくてスライムか(笑)、だと思うので。
自分はけっこう頑固な部分があるので、この歌で歌われているようにもっと柔軟に、こんなふうに過程も大事に何でもやさしく捉えられるようになりたいなって、歌っていてそんな思いになりました。その気持ちが、歌詞と歌を通してまっすぐ届けばいいなと思っています」

■聴いてくれる方がどのくらいキュンキュンしてもらえるかを考えて歌った

「Believer」のカップリングには、2023年の1stライブで披露され、音源化を希望する声が多かった「SUMMER JOY」と、キュートな歌声が魅力を放つ「ヒロイン」が収録された。

「「SUMMER JOY」は、ファンのみんながSNSなどを通して音源化をリクエストしてくれた楽曲です。いわゆる“タオル曲”で、これからのライブでたくさん披露していくと思うので、みんなに声を出すポイントを覚えてもらって、一緒に盛り上がっていきたいですね。
「ヒロイン」は、ちょっと小悪魔的な女の子が主人公の歌です。自分に自信があって、『どう? 私、かわいいでしょ?』みたいな(笑)。なので、そういう女の子だったらこんな感じで歌うだろうなーって想像して、ちょっとお芝居っぽい感覚で歌っています。聴いてくれる方がどのくらいキュンキュンしてもらえるかを考えて歌ったので、ぜひたくさん聴いてキュンキュンしてもらえればなと思います!」

■包容力のあるヒロインを演じてみたいという気持ちは大きいです

「ヒロイン」という楽曲では、ちょっと小悪魔的な女の子を“演じた”が、いつか声優としてアニメ作品のヒロインを演じることを望んでいるファンは、きっと多いはずだ。もちろん、本人が描く未来図でもヒロイン役を演じる自身の姿をイメージしているだろう。

「声優のお仕事では普段の自分ではできないことをやることに興味があるので、落ち着いた大人のヒロインと言いますか、包容力があるヒロインと言いますか(笑)。自分は好きになるヒロインもそういうタイプが多いので、いつか声優としての経験を重ねていった先に、ぜひ包容力のあるヒロインを演じてみたいという気持ちは大きいです」

■一人で歌うことが回を重ねるごとに楽しくなってきている感覚はあります

ソロになり、2枚のシングルと1枚のミニアルバムを制作しているが、一人で歌うことにはもう慣れたのだろうか。

「そこは、あんまり慣れていないかもしれません(笑)。もっとライブをする機会を増やしていければいいなと思いますし、まだまだこれからですね。でも、一人で歌うことが回を重ねるごとに楽しくなってきている感覚はありますね。一歩一歩、です」

一歩一歩──まさにその言葉を意味するタイトルを冠した2nd写真集『step by step』も、3月12日に刊行されたばかりだ。

「昔からのファンの方からは、『いい意味で見た目が変わってないね』という声が圧倒的に多いです。それは、たぶんですけど褒めてくれているんだと思います(笑)。
みんな、アイドルから環境が変わっても変わらない私を見て、きっと安心してくれている部分もあると思うし、親近感を持ってもらえる私が写っている写真集になっていると思うので、来栖りんは遠くに行ってないな、近くに感じられるなと思ってくれているんじゃないかなって。家族も、そうですね。口を揃えて、『変わらないね』って言っていました(笑)。
とにかく、本当にいい意味で変わらなくてナチュラルで、でももちろんちょっとだけ大人になっている今の来栖りんを切り取ってもらった写真集になったと思っています。ぜひ、手に取ってみていただけたら、すごくうれしいです」

取材・文=大久保和則 ヘアメイク=田村直子(GiGGLE) スタイリスト=津野真吾(impiger)
 
   

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