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「後ろから当てられたように感じた」と接触でペナルティのバキシビエール。アルピーヌ、初イモラに苦戦

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 アルピーヌ・エンデュランス・チームは、4月19〜21日に開催されたWEC世界耐久選手権第2戦イモラ6時間レースで、新型LMDh車両『アルピーヌA424』での2回目のレース参戦を迎えた。  オレカをベースシャシーとするアルピーヌA424の2台は、デビュー戦となった開幕戦カタールでは7位と11位という、まずまずの結果を手に入れていた。第2戦に向けては35号車のフェルディナンド・ハプスブルクがテストでのクラッシュにより腰椎を骨折したため、ジュール・グーノンを代役に起用した。  イモラの予選ではポール・ループ・シャタン/グーノン/シャルル・ミレッシの35号車が17番手、ニコラ・ラピエール/ミック・シューマッハー/マシュー・バキシビエールの36号車が18番手と、ともに二次予選『ハイパーポール』を逃す結果となってしまう。  アタックを担当したシャタンとラピエールはともに、ミディアム・コンパウンドのタイヤを作動領域に入れるのに苦労した。  決勝では、スタート直後の1コーナーで36号車のバキシビエールがマルチクラッシュに関与。スチュワードは接触の非がバキシビエールにあるとして1分間のストップペナルティを科している。 「このように6時間のレースが始まると、いつも複雑なことになる。僕はスタートに向け、充分な準備をしていた」とバキシビエールは振り返る。 「タイヤの温度も上がっていたし、不必要なリスクは冒さなかったと思う」 「すべてがあまりにも一瞬で起こった。僕は後ろから当てられたように感じ、そのせいでプジョーとBMWに当たってしまった。僕はクルマをピットに戻すと、メカニックは僕らをできるだけ早く復帰させるために、素晴らしい仕事をしてくれた」  この1周目のアクシデントでは、現場を避けるために35号車のミレッシもポジションを落としていた。 「トリッキーなレースだった。これまでこのサーキットを走ったことがなかったし、改善の余地があることがいくつか明らかになった」とミレッシ。 「スタートはかなり混沌としていて、グラベルトラップを通り抜ける以外に選択肢はなかった。その後、 パワーステアリングに小さな問題が発生したが、ベストを尽くした」  結局、アルピーヌの2台は35号車が13位、36号車が16位でチェッカーを受けるに至り、開幕戦の戦績を超えることはかなわなかった。  車両開発テストから中心メンバーとなってきたベテランのラピエールは、「全体的に見て、これまでこの車両が走ったことがない特定のコースで示されたように、改善する必要がある領域が浮き彫りになった、学びに満ちたレースだった」と振り返っている。 「このリザルトにもかかわらず、僕らは次のレースまでに取り組むべき領域において、いくつか開発を続けるつもりだ。次のレース、スパ・フラコルシャンはすぐにやってくるし、こことは非常に異なるがより伝統的なトラックだ。願わくば、そちらのほうが僕らに適しているといいね」
 
   

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