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望月慎太郎 マドリッド本戦に王手

テニス365


全豪OPでの望月
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は22日、シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク163位の望月慎太郎が同109位のA・ミュレール(フランス)と対戦したが、7-6 (9-7), 2-0で迎えた第2セット第3ゲームでミュレールが棄権。望月が勝ち上がりを決め、本戦出場に王手をかけた。

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2試合に勝利すると24日に開幕する本戦への出場権を手にすることのできるこの予選。

20歳の望月は今季、ツアー予選をメインに出場しており、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では予選2試合に勝利。予選決勝で敗れたもののラッキールーザーとして本戦に出場した。また、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では予選を突破し本戦入りするなど確実にツアー定着に近づいている。

体調不良の影響で、約1ヵ月ぶりの公式戦出場となった望月。この日は互いに2度ずつブレークを取り合いタイブレークに入るもこれをものにしセットを先取。第2セットは先にブレークに成功しリードした時点でミュレールが棄権を申請した。

予選決勝では世界ランク159位のB・ハッサン(ドイツ)と対戦する。ハッサンは1回戦で同127位のE・ナヴァ(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。

今大会、日本勢は本戦に世界ランク78位の西岡良仁と同85位のダニエル太郎が出場。それぞれ1回戦で同35位のF・オジェ アリアシム(カナダ)、同62位のA・ブキッチ(オーストラリア)と顔を合わせる。


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