「みんゴル」が、スタートしたレディスクラブの試打連載。ゴルフを始めたい方、初心者セットを卒業したい方、100切り、90切りを目指したい方、新作クラブが気になる方、すべての女性ゴルファー必見です! 試打者にプロゴルファーの江澤亜弥を迎え、GCクワッドで各クラブのデータを測定。今回は、プロギア「SUPER egg ドライバー レディス」を試打。江澤はどう評価する?
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ルール適合外だからこそ味わえる、他にはない弾き感!
今回試打をするのは、プロギア「SUPER egg ドライバー レディス」。ロフトは12.5度、シャフトはメーカー純正の「SUPER egg evolution」、フレックスはM-30(L相当)。試打ボールはタイトリスト プロV1。
「SUPER egg ドライバー レディス」は、フェース面の反発係数を超えないようにするという「SLEルール」適合外のクラブで、ヘッド体積および形状も全米ゴルフ協会が定める規定を超えている。どんな人でもゴルフを楽しめるように、ゴルフ本来の概念にとらわれないで「殻を割る」という意味を込めて「egg」の名が付けられている。
超軽量で高反発のため、「軽く、気持ちよく、強く飛ばす」ことができるというのが売りだ。
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GD クラブの見た目の印象は?
江澤 フェースもシャフトもピカピカで顔が映りそうなくらい! 金属の素材感がそのまま活かされている感じがするなと思ったのと、シャフトのバイカラーがおしゃれだなと思いました。フェース面が網目模様になっているのは初めて見た気がします。
GD その網目状の模様のお陰で、スピンが少し安定するという効果があるとのこと。置いてみたときの印象はどう?
江澤 置くとすごくよくわかるんですが、クラウンに人の顎のように見える大きな“出っ張り”があるのが特徴的ですね。重心を深くするためなのかな。後ろのほうにも長くなっているので球がしっかり上がってくれそうなイメージが湧きます。フェースの向きについては、レディスクラブだけどそこまでフックフェースになっていなくて気になりません。
GD この“出っ張り”、ご指摘の通り重心位置を深くする効果もあるんですが、後方が尻すぼみになっていると煽り打ちになってしまう人がいるので、視覚効果を使ってそれを防ぐ意図があるみたい。地面と平行にインパクトしやすいように、というアイデアのようです。
ー実際に打ってみた。
※高反発仕様なので、フェースが壊れないようにヘッドスピード37m/sを上限に試打しています。
ー | 1球目 | 2球目 | 3球目 | 平均値 |
---|---|---|---|---|
弾道 | ドロー | ドロー | ドロー | ー |
ヘッドスピード | 37m/s | 37m/s | 37m/s | 37m/s |
ボールスピード | 52m/s | 53m/s | 53m/s | 52.7m/s |
打ち出し角 | 16.5° | 18.1° | 17° | 17.2° |
スピン量 | 2607rpm | 2416rpm | 1613rpm | 2212rpm |
頂点高度 | 23m | 26.2m | 20.5m | 23.2m |
キャリー | 183y | 190y | 187y | 186.7y |
総距離 | 198y | 205y | 209y | 204y |