芸歴1年目にして『女芸人No.1決定瀬 THE W 2023』ファイナリストとなり、大きな話題を呼んだ「はるかぜに告ぐ(とんず、一色といろ)」が、4月20日(土)に大阪・よしもと漫才劇場で、初単独ライブ『プールサイドガール』を開催しました。おっとりしたボケ&ワードセンス鋭いツッコミによるしゃべくり漫才で、一気に全国区へと名乗りをあげた2人。今回は、立ち見も出る大入り満員の客席を沸きに沸かせた“はる告ぐ”らしさ全開のアツい60分と、終演直後の2人のとれたてインタビューをお届けします!
出典: FANY マガジン幻のネタからなぜか父への手紙まで怒涛の漫才!
芸歴2年目に突入したはるかぜに告ぐ。現在は、よしもと漫才劇場のKakeru翔メンバーとして舞台に立つ一方、『newsおかえり』(ABCテレビ)や『Clip』(ラジオ関西)などレギュラー番組も急増。ますます人気も注目度も高まっています。
今回の初単独ライブでは、入場時にフェスのようなオリジナルリストバンドを配布したり、劇場ロビーで過去の衣装をはじめとする展示を行なったり、BGMとして2人のトークを流したりと、開演前から細部にまでこだわった演出がキラリ。タイトル通り、2人がプールサイドでたわむれるシーンからまさかのオチに至るオープニングVTRで幕を開けたライブは、漫才5本にコント2本、対決コーナーにブリッジVTRと、見応えたっぷりの内容になりました。
出典: FANY マガジン1本目の漫才で、万雷の拍手に迎えられた2人は、「マジで!?」「うれしい!」と喜びを爆発させます。とんずは「はるかぜに告ぐのことを知ってるよという人、拍手してもらっていいですか?」と客席に呼びかけ、大きな拍手が起こると「もうこれで帰りたい」と感激の面持ち。さらに、といろがとんずに突然の土下座を要求するなど、冒頭から飛ばしまくりで何度も爆笑を起こします。
ほかにも、無駄な時間を減らすためのトンデモ提案が続出したり、理想の一人暮らしをテーマにモメ倒したり、それぞれの持ち味が炸裂する変幻自在の漫才で魅了。『THE W』で日の目を見なかった幻の漫才「コンテンポラリーダンス」では、といろが語る香ばしすぎる男性像に大爆笑。お互いの“父親自慢”の応酬で笑わせつつ、いきなり父への手紙を読み上げてほっこりさせるラストのネタまで、怒涛の漫才ラッシュです。
出典: FANY マガジン 出典: FANY マガジン超レアな2人の“黒歴史”写真も公開!
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コントへの挑戦も、単独ライブならでは。常々「文化人になりたい」と発言しているといろが、とんずを生徒に「文化人講座」を披露するネタでは、“文化人か否か”を見極める非情なテストが次々と。スクリーンには吉本興業所属のさまざまな人物が映し出され、頭を抱えたとんずは「汗が止まりません!」と絶叫します。
2人がアイドルに抜擢され、ダンスに挑戦するネタでは、フリフリドレスでコスプレしたとんずが登場しただけで大ウケ! 2人の噛み合わないやりとりとダンスで、笑いをどんどん増幅させていきます。
いずれのコントも前後のブリッジVTRとリンクしていて、ヘンダーソン・中村フーや、はるかぜに告ぐの出囃子『サイドジャックラブ』を歌うロックバンド・ofuloverが登場、ネタをさらに盛り上げていました。
出典: FANY マガジン 出典: FANY マガジンコーナーには、ゲストの令和喜多みな実・河野良祐がMCとして参加。YouTubeチャンネル『はる告ぐちゅーぶ』でやった、またはやりそうな対決でガチンコ勝負します。2人が生まれた日の新聞から言葉を選んで答える「引用大喜利」や、どじょうすくいの扮装をした手押し相撲など、熱戦に次ぐ熱戦にヒートアップ。勝負の行方はもちろん、罰ゲームとして用意された2人の“黒歴史”写真も必見で、ココでしか見られない超レアショットにどよめきが起きていました。
出典: FANY マガジンエンディングでは、6月29日(土)に東京・神保町よしもと漫才劇場で初の東京単独公演『プールサイドガール〜雨天決行〜』を開催するというビッグニュースを発表! 大成功に終わった今回の初単独を振り返って、2人は改めてファンに感謝の言葉を贈りました。
ちなみに、2人がはけた後のエンドロールも、ライブのウラ話や“あの人”の生歌など仕掛けがたっぷり。最後の最後まで目が離せないライブに、観客は大満足の様子でした。