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「漢気トーナメント」でパヌワットが髙橋亮、岩郷泰成に連続KO勝ちで優勝。賞金100万円とビッグマッチへの出場権などを獲得【RISE177】

TOKYO HEADLINE

「RISE177」(4月21日、東京・後楽園ホール)で行われた「漢気トーナメント」でパヌワット・TGT(タイ/TARGET)が決勝で岩郷泰成(EX ARES)にKO勝ちを収め優勝した。パヌワットは優勝賞金100万円とビッグマッチへの出場権、そして世界トーナメント参戦に向けての予選の意味合いもある後楽園ホールでの強豪外国人との対戦権利を獲得した。

 今大会では当初、王者・中野椋太(誠至会)に稲井良弥(TARGET)が挑戦する「RISEウェルター級(−67.5kg)タイトルマッチ」が行われる予定だったのだが、稲井が左裂孔原性網膜剥離によりドクターストップで欠場となったためタイトル戦は中止に。それに伴い、勝次(TEAM TEPPEN)vs 岩郷と髙橋亮(TRIANGLE)vs パヌワットのスーパーフェザー級の2試合を準決勝としたワンデイトーナメントを開催することとなった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。パヌワットの右ローにパンチを合わせる岩郷。岩郷は左ミドル、前蹴り。パヌワットは左フックから一気にパンチの連打で詰めると前蹴りで吹っ飛ばす。パヌワットの右ストレートで岩郷のヒザが折れるもロープにもたれダウンは免れる。岩郷が前に出るとパヌワットは右ハイ。圧をかける岩郷にパヌワットは右ロー、前蹴り。パヌワットの右ローにパンチを合わせにいく岩郷。パヌワットは飛びヒザ、そして左フック、前蹴り、右フック。続くパヌワットの前蹴りをキャッチした岩郷だったが、パヌワットは片足のままパンチ。そして追撃の連打。

 2R、パヌワットは左ハイ、右ロー。岩郷は前に出てパンチ。パヌワットは右ローを連打。そして左ボディー、右フック、右ロー。前に出る岩郷にパヌワットがカウンターで右ストレート。それでもかまわず前に出る岩郷も右ストレート。パヌワットは右ハイ、ボディーにバックスピンキック。岩郷が前に出るが組み止めたパヌワットがこかす。パヌワットはボディーストレート、ヒザ、そして右ローを連打し岩郷の意識を下に向けさせたところで狙いすました右ハイキック。これで岩郷がダウン。そのまま立ち上がれずパヌワットのKO勝ちとなった。岩郷は首を固定され担架で退場した。

 パヌワットは試合後のマイクで「応援ありがとうございました。やりました。勝ちました。家で待っている愛する人に感謝と“勝ったよ”ということを伝えたいのと賞金を持ち帰ります」と喜びをかみしめた。そしてセコンドへの感謝の言葉を述べると、最後は「最後に僕が思っていることを伝えたい。最強の強い人という人は負けない人ではなく、自分に勝ち続けて、挑み続けて挑戦する人です」とファンにメッセージを贈った。

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 パヌワットは準決勝では髙橋に1RでKO勝ちを収めた。

 1R、サウスポーの髙橋、オーソドックスのパヌワット。パヌワットが右ミドル、左ハイで会場を沸かせる。髙橋もローを返すが、パヌワットはミドル。髙橋は距離を詰めてワンツー。パヌワットもワンツーを返す。髙橋は詰めて右ボディー。髙橋は詰めて左右のパンチ、ヒザをボディーに。しかしラウンド終了間際、パヌワットは逆襲。左フックで髙橋を下がらせるとゴング直前に追撃の左フックでダウンを奪う。髙橋は立ち上がれず、パヌワットのKO勝ちとなった。

 岩郷は準決勝で勝次に判定勝ちを収めた。

 1R、ともにオーソドックスの構え。岩郷は右ロー、左ジャブ、左インロー。そして右ストレート。スイッチしての左ストレート。勝次は手数が少ない。岩郷はスイッチを繰り返しワンツー。岩郷の左ストレートで勝次が大きく下がる。岩郷のバックブローは勝次がガード。勝次が前に出ると岩郷はカウンター。勝次のローにパンチを合わせる岩郷。

 2R、圧をかける勝次に岩郷はジャブ、前蹴り。岩郷は右カーフ。じりじりと圧をかける勝次に岩郷は左ボディーで迎撃。岩郷はスイッチを繰り返す。勝次は左ボディー。勝次の右ミドルに右ストレートの岩郷。勝次のワンツーに岩郷が左フック。勝次の右ミドルをキャッチしてパンチを返す岩郷。ラウンド終了間際に岩郷にホールディングで注意が出る。

 3R、勝次の右に左フックを合わせる岩郷。勝次はボディーにヒザ、右ミドル。足を使う岩郷に勝次が右インロー。岩郷はワンツー。岩郷のパンチで右目がはれる勝次。しかし前に出て左右のパンチを当てていく。勝次のパンチにカウンターを当てていく岩郷。最後は打ち合いのまま終了。

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