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綾瀬はるかはウエディングドレス姿に、藤木直人は女装!?映画「ホタルノヒカリ」

HOMINIS

今や誰もが認める実力派女優の綾瀬はるか。透明感のある美しさと少女のような無邪気さを兼ね備えた魅力は今も変わることはないが、そんな綾瀬が連続ドラマ初主演を果たし、「干物女」という流行語まで生み出すほどのヒットシリーズとなったのが、「ホタルノヒカリ」だ。原作はひうらさとるによる同名コミックで、2007年にはドラマ化され、パート2を経て、2012年には映画が公開された。

綾瀬が演じるのは、仕事はバリバリやるが、家に帰ると高校時代から愛用のジャージに着替え、ちょんまげヘアで部屋は散らかり放題、ビールを飲んでゴロゴロしてばかりの「干物女」、雨宮蛍。格安の一軒家を借りて気楽に暮らしていたところに、勤め先の部長であり、大家の息子・高野誠一(藤木直人)が戻ってきて、2人の奇妙な同居生活がスタートすることに。マメな性格の”ぶちょお”こと高野は、蛍のポンコツな私生活に呆れるが、さまざまな展開を経て2人はドラマ版のパート2でついに結婚。映画「ホタルノヒカリ」で描かれているのは、結婚してから2年後のドタバタ新婚旅行だ。

綾瀬演じる自由すぎる蛍と、藤木演じるツンデレで理屈っぽい高野の掛け合いの妙はこのコンビならでは。ローマでロケが行われた本作には、「イタリア版干物女」を演じる松雪泰子と、その弟役で手越祐也も出演。綾瀬のウエディングドレス姿も話題となった。

■新婚旅行も面倒くさがる干物女がついに重い腰をあげる

綾瀬はるかと藤木直人が出演する「映画 ホタルノヒカリ」

(C)2012「映画 ホタルノヒカリ」製作委員会

高野が計画したイタリア新婚旅行に乗り気だったものの、いつものぐうたらモードで季節はいつしか冬から夏へと移り変わり、休日はずっとジャージでゴロゴロしている蛍。そんな蛍に高野も苛立ち、ビールを飲みながら、すぐそばにあるアテを「とってほしい」と頼む蛍に「わずか2センチの距離を面倒くさがる女に、飛行距離およそ9915キロ のイタリアの旅を申し出た私が間違っていた」と半ば諦めかけている。しかし、ドラマでもおなじみの山田(板谷由夏)と二ツ木(安田顕)に「イタリアで映画『ローマの休日』気分を楽しむのが高野の夢だ」と聞いた蛍は、ついにイタリアに行くことを決意。

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なんとか旅立ったものの、凸凹カップルの新婚旅行だけあって、蛍が聖地巡りの観光ガイドのようになってしまい、高野を呆れさせたり、宿泊先のダブルベッドを見て、縁側も自分の部屋もないことに嘆き、日本帰りたくなったりと、スイートな雰囲気とはほど遠い旅となる。

天然全開の蛍を演じ、綾瀬のコメディエンヌとしての魅力が広く認知されたのが本シリーズ。ウンチク好きでツンデレな高野を演じた藤木とのすれ違いっぷりは、この2人にしか出せないおかしみがある。

■高野が誘拐?イタリア在住の干物女が嵐を巻き起こす!

宿泊先に着いてすぐに、蛍は、自分と同じちょんまげヘアでジャージ姿の女性がいるのを目撃して驚愕。それを聞いて「干物女は日本独自の生物なんだ」と否定していた高野も、実際にホテルに住みついているという謎の女・莉央(松雪)を見て呆然とする。

そして物語は、飛行機で偶然、蛍の隣の席に座った若者・優(手越)と莉央の存在に巻き込まれていく形で展開。高野が「見てはいけない」と言っていたキャリーケースの中に不審な白い粉が入っていたり、さらには突然、高野がいなくなり、「マフィアに誘拐された?」と思われる事態まで勃発したりとてんやわんや。

イタリアの観光名所や、天空の城と呼ばれるチヴィタの美しい街並みが映し出される中、綾瀬がウエディングドレス姿で爆走するシーンや、藤木がなぜか女装して映画「フラッシュダンス」の曲をバックに華麗に踊るシーンなど、見どころ満載。干物女の人生観も垣間見れる作品に仕上がっている。

チャーミングでタフな綾瀬に癒されること間違いなしの本作。藤木との掛け合いにも注目しながら見てほしい。

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