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何度転んでも立ち上がる、沖縄に生きる多様な登場人物にそれぞれの情熱を込めた『不死鳥の翼』舞台挨拶

FANY Magazine

4月20日(土)・4月21日(日)の2日間、「島ぜんぶでお~きな祭2024」が開催されています。今年の映画祭では、国内外を含む25プログラム(31作品)の映画上映を予定し、舞台挨拶や制作発表イベントなどを実施いたします。

その他、お笑いライブや沖縄の未来を考えるソーシャルビジネスコンテスト、そして映画祭を締めくくる音楽ライブ「Laugh&Peace LIVE」もお楽しみいただけます。


20日(土)には、那覇市の那覇文化芸術劇場なはーと 小劇場で『不死鳥の翼』の上映と舞台挨拶が行われました。

この作品は、琉球の古都・首里を舞台にした「夢の残像」と「不死鳥の泉」の2つの物語からなるオムニバス映画で、2019年の首里城の焼失から、地域の人々が希望を取り戻していく姿を描いています。

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「夢の残像」は沖縄最古の映画館・首里劇場を舞台に俳優を諦め帰郷した男性とその家族や周囲の人間模様をつづるストーリー。「不死鳥の泉」は、首里の瑞泉酒造で働く女性と酒造所のメンバーたちが首里城の焼失をきっかけに映画製作に挑み、新たな一歩を踏み出していく物語です。

上映終了後の舞台挨拶には、主演のAKINAと小橋川嘉人、大城桜子、真栄城美鈴、山内千草、蓬莱つくし、光徳瞬、岸本司監督が登壇しました。

登場人物は表裏一体

主演のAKINAが「本日はお忙しい中、足を運んでいただき誠にありがとうございます」と挨拶すると、会場からは「あっきー!」と温かい声援が飛びます。

出典: FANY マガジン

映画製作の着眼点、物語の出発点について岸本監督は、「首里劇場を舞台に物語を作ろうと思ったのがはじまりです。調べたら首里城はもう5度も燃えているということで、うちなーんちゅ(沖縄の人々)が転んでも何度でもすぐ起き上がる姿を物語にしようと思った」と話します。本作については「多様性の中の生きづらさから抜けられる映画を作りたい、登場人物は表裏一体だ」と語りました。

出典: FANY マガジン
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