「哀れなるものたち」のヨルゴス・ランティモス監督×エマ・ストーンが贈る、世界を再び未知の興奮に誘う最新作「憐れみの3章」が2024年に日本公開されることが決定。カンヌ版特別予告映像＆ティザービジュアルが解禁された。
■豊かな国を目指し奮闘する男の熱き生き様を描くヒューマン・エンターテインメント
本作は、先日発表された第77回カンヌ国際映画祭のラインナップで、コンペティション部門への出品とワールドプレミア上映が決定。
ヨルゴス・ランティモス監督と共に「哀れなるものたち」を作り上げた、エマ・ストーン、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリーが再集結。さらに、ジェシー・プレモンス、ホン・チャウ、ママドゥ・アティエ、ハンター・シェイファーも出演。さらに、共同脚本としてエフティミス・フィリップとの最強タッグが復活し、ユーモラスでありながらも時に不穏で予想不可能な、独創的世界を描き出す。
自分の人生を取り戻そうと格闘する、選択肢を奪われた男、海難事故で失踪した妻が、帰還後別人になっていた夫、卓越した宗教指導者になるべく運命付けられた特別な人物を懸命に探す女という3つの奇想天外な物語となっている。
■カンヌ版特別予告映像＆ティザービジュアルが解禁
予告映像では、スウェーデンのアーティスト・COBRAHによる「BRAND NEW BITCH」に合わせ、ランティモス作品お約束の斬新すぎるダンスをエマ・ストーンが踊り狂う。その最中、次々と本作の世界を彩る豪華キャストが映し出されていき、一目見たら忘れられない超高濃度の“ランティモスワールド”に。スピーディーに切り替わるシーンの連続は、そのどれもが怪しげで独創的なものばかりで、夢にまで出てきそうな最高レベルの中毒性を秘めたスペシャル映像となっている。
合わせて解禁されたティザービジュアルには、水滴滴る血まみれの手、切断された指、壊れたラケットの3つのモチーフが描かれており、観る者の胸をざわつかせる不穏な気配が漂っている。「憐れみの3章」と掲げるタイトルの通り、“3章”で展開される物語を紐解く「鍵」になりそうだ。まだ多くの謎に包まれた物語へと、想像と期待が膨らむビジュアルとなっている。
なお「哀れなるものたち」は4月24日(水)よりディズニープラスで配信。
