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筒香嘉智が日本球界復帰、会見で見せたDeNA“永遠番長”三浦大輔監督との熱い絆

Sirabee

筒香嘉智が横浜の地に帰ってきた。小さい頃からメジャーリーグに憧れていた男は、横浜DeNAベイスターズからポスティングシステムを利用し、夢を追って渡米。5年間の挑戦を経てベイスターズ復帰を決意し、18日に横浜スタジアムにて再入団会見を開いた。

 

■筒香嘉智の想いは「横浜で優勝」

熱心なファンから応援歌で出迎えられた筒香は、「正直、かなり鳥肌が立っています。本当にありがとうございます」「本当に素晴らしい応援歌ですし、僕自身も大好きですので、 久々に聴けて興奮しています」と、はにかむような“ツッツスマイル”を披露。スタンドからは大歓声が起こるとともに、感動で涙するファンの姿も散見された。

他球団からもオファーを受けていたが、古巣のベイスターズを選んだ理由は「自分の頭を整理していく中で、一番エネルギーが高く、僕のモチベーションとなるのが、横浜で優勝を目指すということでした」と説明。

またファンからの復帰を望む熱烈な声については、「知人からも連絡をいただきましたし、そういった声を皆様があげてくださっているのは耳に入ってました。非常に嬉しかったです」と、心を揺さぶられたひとつの原因にもなったようだ。

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■三浦大輔監督も「横浜が好き」

そこで思い出されるのが、ファンの声と横浜で優勝したいという気持ちを胸に抱き、レジェンドとなった男・三浦大輔現監督の存在だ。

2008年に二度目のFA権を得た際、自身も父親もファンだった阪神タイガースから熱烈なオファーがあった。その当時のベイスターズは暗黒時代の真っ只中で、この年も最下位。提示額もライバルより低いと報道され、移籍の可能性が高いとされていた。

だが、ファンがオフのファン感謝デーで「残ってくれ」と精一杯アピールを続けると、「弱いチームの中で全力を尽くし、強いチームに勝つ」とのポリシーと「横浜が好きだから」という理由から残留を決めた。その後もコーチや二軍監督を務めあげ、現在は一軍の指揮を執るなど、横浜ベイスターズの“永遠番長”として君臨している。

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