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「キクチのピッチングが次のレベルに達した」今季初白星の菊池雄星を現地メディア絶賛! 好投続く内容に「タイトル獲得へ違いを生み出す人材」とも

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「キクチのピッチングが次のレベルに達した」今季初白星の菊池雄星を現地メディア絶賛! 好投続く内容に「タイトル獲得へ違いを生み出す人材」とも(C)THE DIGEST
 圧巻のパフォーマンスへの賛辞が続いている。

 トロント・ブルージェイズの菊池雄星が、現地時間4月16日に行なわれたニューヨーク・ヤンキース戦で先発し、今季初白星を挙げた。6回を投げ1失点、さらに初回ではいきなり三者連続で空振り三振を奪い、最終的に9奪三振を記録するなど、本拠地のマウンドで躍動した。

【PHOTO】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も 今季2度目となった対ヤンキース戦。無失点に抑えた前回対戦と同様、菊池はこの日も強打者揃いの打線を手玉にとるピッチングを披露。チームの4連勝に貢献し、自身の2024年最初の勝ち星を掴んだことで、日本人サウスポーの評価は、俄然、高まっている。

 専門メディア『Jays Journal』では、現地時間4月17日に菊池の特集記事の中で、前日の投球を振り返り、さらなる活躍への期待の言葉を綴っている。

 その中で、被安打4、9奪三振の内容を称え、「火曜日のヤンキースとの試合は、今シーズンのキクチのピッチングが次のレベルに達したことを示す一例に過ぎない」と好結果を続ける現在の状態を評した。

 また、昨季までとのピッチングの違いについて、「カーブボールの使用量を増やしたことで、相手打者のバランスを崩している」と説明し、他にも「さらに注目すべきは、キャリアを通じて9イニングあたり平均1.6本近くの本塁打を記録していたにもかかわらず、シーズンを通して許した本塁打はわずか1本だけだということだ」と今季のスタッツにも言及。

 同メディアは、11勝を記録した昨季を振り返り、「キクチが2023年に幸運に恵まれただけで、すぐに元の調子に戻るのではないかとまだ懐疑的な人々のために、彼は2024年にもう一度すべての疑念が間違っていたことを証明しようとしている。新シーズンを迎えたが、安定性と優位性を維持しているだけでなく、以前よりもさらに良くなっているように見える」と指摘している。

 加えて、「そろそろ人々がそれに注目し始め、ようやく彼が真にふさわしい評価を得る頃かもしれない。そしてこのままいけば、彼はまさに、ジェイズがワールドシリーズのタイトル獲得に成功するために、切実に必要としている違いを生み出す人材だ」と絶賛。チームの躍進に不可欠な存在であると強調している。

 ここ3試合では17回1/3を投げ、わずか2失点と抜群の安定感を誇っている菊池。今季はまさに、ブルージェイズ先発陣のエース格と位置付けられるパフォーマンスが続いている。勢いと共に、円熟味も増しているそのピッチングへの期待は、高まる一方だ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】菊池雄星、強打者ジャッジから直球勝負で空振り三振を奪う!
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