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試合後に気持ち溢れ号泣

テニス365


(左から)バドサとサバレンカ
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)は17日、第2シードのA・サバレンカと世界ランク93位のP・バドサ(スペイン)のシングルス2回戦が行われたが、サバレンカから7-6 (7-4), 4-6, 3-3の時点でバドサが負傷により途中棄権した。試合後バドサはサバレンカに慰められ涙を流した。

>>【動画】サバレンカに慰められ思わず号泣するバドサ<<

この日、親友として知られているサバレンカとバドサが2回戦で対戦。試合は序盤から両者ともに質の高いプレーで譲らず、1セットオールでファイナルセットに突入した。

しかしファイナルセット、試合中にメディカルタイムアウトを取っていたバドサの左太腿の負傷が悪化し、バドサは3-3となった時点で棄権を申請。この時点で思わぬ形でサバレンカの8強入りが決まった。

試合後、ネットを挟み健闘を称え抱擁を交わした両者。その後、審判台の下で再びサバレンカが声をかけ抱擁を交わすと、バドサは気持ちを堪えることができず涙を流した。

女子テニス協会のWTA公式サイトには試合後のサバレンカのコメントが掲載されている。

「この競争的な環境で、友人を持つことはとても重要だと思う。彼女のことを愛しているし、彼女がベストな状態ではなかったので、私も文字通り泣きそうだった」

「彼女ができるだけ早く回復して、(次戦の)マドリッドに間に合うことを願っているわ。ポーラ(バドサ)のような友人がいてくれて、本当に感謝しているの」

バドサが負傷により途中棄権するのは今季これが3度目となった。

なお、サバレンカは準々決勝で第6シードのM・ボンドロウソワ(チェコ)と同36位のA・ポタポヴァの勝者と対戦する。

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