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名手B・シウバ痛恨のPK失敗はキック直前の空白のせい? ボールを返さなかったマンCサポーターに批判集まる 「リズムを狂わせるだけだった」

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名手B・シウバ痛恨のPK失敗はキック直前の空白のせい? ボールを返さなかったマンCサポーターに批判集まる 「リズムを狂わせるだけだった」(C)theWORLD

GK正面へのキック

マンチェスター・シティはCLラウンド8・2ndレグでレアル・マドリードを相手にPK戦の末、敗戦。昨シーズン王者がベスト8で姿を消す形になってしまった。

2ndレグでも1点を取り合った両者の戦いは延長戦でも決着はつかず、PK戦までもつれる形になった。そしてこのPKで話題となっているのが、シティ2人目のキッカーを務めたベルナルド・シウバだ。

先攻のシティはフリアン・アルバレスが成功させると、レアル1番手のルカ・モドリッチのPKをエデルソンがセーブ。早々にシティ優勢になったが続くシウバの蹴った柔らかいボールはGK正面に。読んでいたルニンに難なくキャッチされてしまう。

シウバが外すのは予想外だったが、さらにGKの正面へのなんとも言えないシュートだっただけに大きな話題となった。そんななか、『TNT Sports』にてリオ・ファーディナンド氏とジョリオン・レスコット氏はシウバのキック前の空白の時間があのPKに影響していると分析した。

モドリッチのキックが外れた後、同選手は溢れてきたボールをスタンドに蹴り込んだ。シティサポーターの元へ行ったボールはシウバがペナルティスポットに到着しても返ってこず、数十秒ボールを待つ時間が生まれたのだ。レスコット氏はこのせいでシウバの「リズムが崩れた」と語っており、続けて「ボールが観客の中にあるなんて、こんなことは想定外だ」とコメント。ファーディナンド氏もこの意見に賛同しており、時間ができてしまったことで、どこに蹴ろうか考える時間ができてしまったことが関係しているのかもしれないと語った。

シティのサポーターがなかなかボールを返さなかったことについて、SNSでは「ベルナルド・シウバのPKの前にボールを持ち続けたマン・シティのファンは、今どんな気持ちだろう」、「ベルナルド・シウバにボールを返さなかったシティのファンは、歴史に名を残すことになるだろう」など、批判の声も挙がっていた。

あくまでもこれは結果論になってしまうかもしれないが、想定外のことが起き、シウバのリズムが狂ってしまった可能性もある。しかし指揮官のペップ・グアルディオラは「彼は1本取りたいと言っていたし、信頼できる選手だ。しかし、彼はなんて素晴らしい試合をしたんだろう」とシウバに称賛の言葉を送っている。

 
   

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