フリーが生まれない? マンツーマンディフェンスの穴。
どこかしらに必ずフリーな選手は生まれる相手がマンツーマンで守備をしてきたとしても、どこかしらにフリーな選手は生まれます。相手が4-4-2でこちらが4-3-3ならどちらかのSHがフリーになるケースが出てきます(図)。相手の2ボランチで中盤の3人を見ることができないからです。では、最終ラインは4人いるので1人余ります。しかし後ろの4枚を崩すことは考えにくく、そうなると相手は3バックで対応してくる可能性が出てきます。数的同数になったらこっちのものです。裏にボールを入れて勝負させればいいだけの話です。
相手がマンツーマンで守備をしてきた場合図のように相手が4-4-2の守備システムの場合、最終ラインを崩さないとしたらマンツーマンで押さえにきても、SHはフリーになる計算だ。
裏にボールを入れてしまえば相手は困るもし相手CBがSHにマークしてきた。そうしたら3バックと3トップ。数的同数なので前線に放り込んでフォワードに勝負させれば得点の可能性はグンと上がる。
相手がマンツーマンディフェンスをしてきたからと焦ってプレーせず、冷静に状況判断すれば道は見えてくる!
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【出典】『サッカー 局面を打開する デキる選手の動き方』 著:林陵平