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バイエルンが冨安先発のアーセナルとの神経戦を制して4季ぶり準決勝進出【CL】

超ワールドサッカー

チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、バイエルンvsアーセナルが17日に行われ、1-0でバイエルンが勝利。2戦合計スコア3-2でバイエルンが準決勝に進出した。アーセナルのDF冨安健洋は86分までプレーしている。

1週間前に行われた1stレグでは2-2で引き分けていた一戦。

敵地でドローとし、4季ぶりとなる準決勝進出を目指すバイエルンはブンデスリーガ12連覇が潰えた中、残されたタイトルがCLのみに。そのバイエルンは1stレグでゴールを挙げたニャブリが再離脱、直近のケルン戦でコマンが負傷した中、ラファエル・ゲレイロを2列目の左で起用した。

一方、15季ぶりの準決勝進出を目指すアーセナルは、直近のアストン・ビラ戦を落とし、プレミアリーグで首位陥落となった中、冨安が負傷明け後初先発となった。

開始4分にケインがボレーで牽制したバイエルンが慎重な入りを見せ、ブロックを作ってアーセナルにポゼッションを譲る展開で推移していく。

24分にはムシアラがミドルでGKラヤを強襲すれば、アーセナルは29分にウーデゴールのミドルでGKノイアーを強襲と譲らない。

さらに31分、ウーデゴールのクロスからマルティネッリがボレーでオンターゲットを記録したアーセナルが応戦し、互角の攻防が続く。ハーフタイムにかけても両陣営はリスクを冒さずゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半、開始2分にバイエルンに決定機。キミッヒの右クロスにゴレツカが頭で合わせたシュートが枠の左角に直撃した。さらにルーズボールに詰めたラファエル・ゲレイロのシュートが左ポストに直撃した。

それでも膠着した展開が続いていた中、63分にバイエルンが均衡を破る。サイド攻撃の揺さぶりでラファエル・ゲレイロの左クロスをキミッヒがヘッドで押し込んだ。

追う展開となったアーセナルはガブリエウ・ジェズスとトロサールを投入。さらに終盤には冨安を削ってエンケティアを投入するも、バイエルンの集中は最後まで切れずシャットアウト勝利。

3季連続で阻まれていたベスト8の壁を打ち破り、4季ぶりに準決勝進出としている。

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