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阿部巨人好調の要因は大勢も高橋礼も影響を受けた人気格闘漫画の「名ゼリフ」

アサ芸Biz

 巨人史上において、阪神戦で開幕カードから2つ続けて勝ち越した新任監督はまだいない。阿部慎之助監督は4月16日から始まった甲子園での戦いでそんな初の快挙に挑んでいるわけだが、ここまでの戦いでもキーマンの一人となっているのが、クローザーの大勢だ。

「現在2位につけているのは、大勢が開幕までに間に合ったことが大きい。阿部監督は間に合わなければ堀田賢慎に臨時クローザーを任せるつもりでしたからね。しかし先発陣ではグリフィンが4月6日のDeNA戦での登板後に発覚した故障で登録抹消。堀田がクローザーに回っていたら、13日の広島戦の先発投手が不在となりドタバタになるところでした」(ベテラン記者)

 同日は延長戦に突入し、大勢を含む7人の救援投手をつぎ込む総力戦の結果、サヨナラ勝ちとなった。

 大勢は今年から、投球に勢いを与える反面、下半身の負担が大きくなると言われるヒールアップ投法を止めている。昨年の故障が投球フォーム改造のきっかけにもなったようだが、ヒールアップ投法は学生時代から。勇気のいる決断であり、新フォーム習得には相当量の努力も必要としたはずだ。その舞台裏について、巨人関係者からこんな話が聞こえてきた。

「昨オフに読んだという格闘技漫画『グラップラー刃牙(バキ)』に影響を受けたそうで、『努力する者が楽しむ者に勝てるわけがない』のセリフに励まされたとか。これはもともと孔子による格言なのですが、他にもハマり込むチームメイトは多く、例えば今季ソフトバンクから移籍し活躍を続ける高橋礼も読んで、かなり勉強になったそうです」

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 今季、巨人は球団創設90周年のメモリアルイヤー。それだけに監督、コーチ、選手、そして、スタッフもプレッシャーを感じている中、回し読みした漫画が追い風を生んでいるのかもしれない。

飯山満/スポーツライター)

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