日本人ボクサーでは2018年4月に、WBC世界フライ級王者(当時)の比嘉大吾が、防衛戦で900グラム超過して王座を剥奪されたことがある。
その際、比嘉はJBC(日本ボクシングコミッション)から無期限資格停止処分を科された(2019年10月に解除)。2020年2月にリング復帰を果たすまで、1年10カ月を要している。
もともと減量が苦手だったという堤。ファンからは期限付きライセンス停止を求める声が上がっているが、そもそも勝負の土俵にすら立てないのだから、その時点で「敗者」になったも同然なのである。
(ケン高田)