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髙田真希も認める伸び盛りの司令塔…木村亜美が準Vに悔し涙「本当に勝ちたいと思った」

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髙田真希も認める伸び盛りの司令塔…木村亜美が準Vに悔し涙「本当に勝ちたいと思った」(C)バスケットボールキング

 4月15日、Wリーグの年間王者を決める「京王 presents Wリーグプレーオフ 2023-2024 ファイナル」の第3戦が武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、富士通レッドウェーブ(レギュラーシーズン1位)が89-79でデンソーアイリス(同2位)に勝利。逆王手をかけていたデンソーは、初優勝にあと一歩届かなかった。

 デンソーは第1クォーターから22-23と打ち合い、第2クォーターに主導権を握られ9点ビハインドで前半を折り返すも、第3クォーターの立ち上がりに赤穂ひまわり、木村亜美、髙田真希の3連続ポイントで3点差まで猛追。しかし、今プレーオフMVPに輝いた宮澤夕貴らの得点で2ケタ点差に突き放され、最後は富士通の背中を捉えることができなかった。

 レギュラーシーズン、プレーオフセミファイナルも含めて、今シーズン全試合でスターター起用された木村亜美は、今シーズンラストゲームとなったファイナル第3戦で29分出場。司令塔として10得点9アシスト3スティールをマークした。試合終了の瞬間はベンチで迎え、涙を流している姿も見られたが、セレモニー終了後の取材では「本当に悔しいですし、自分たちにも優勝のチャンスはあると感じています」と、前向きな思いも言葉に込めた。

 東京医療保健大学から2021-22シーズンにアーリーエントリーでデンソー入り。Wリーグ実質2年目の今シーズンについては、「楽しいことだけじゃなかったですけど、みんなと一緒にバスケットをできることが本当に楽しかった」と、言葉に詰まりながらコメント。今回のプレーオフでは、日本屈指のガードと対峙するなかで、「アタックもいけたし、シュートも狙えたし、『自分でもできるんだ!』と思いました」と自信を深めた一方で、プレーや判断の精度など課題についても再確認。「準優勝を経験して、本当にファイナルで勝ちたいなと思ったので、この経験を忘れずに来シーズンも自分のできることを全うして頑張っていきたいと思います」と、さらなる成長を誓った。

 日本代表候補にも名を連ねたデンソーの若きガードについては、長らく日本女子バスケ界を率いてきた髙田真希も言及。記者会見で、その成長ぶりを称えると同時に、Wリーグ初制覇へ向けた道筋を次のように語った。

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「今シーズンを振り返ると、(馬瓜)エブリンも(赤穂)ひまわりもすごく成長してくれたと思いますし、特にスタートで出ている木村。木村の活躍なくしてこのファイナルには立てないくらい(の存在だった)。2年目だけど安定していて、ハッスルしてくれて、個性的なメンバーをまとめてくれている」

「今すぐに気持ちを切り替えて次に進むのは難しいですけど、しっかり休んで、気持ちを切り替えたい。成長するには向上心が必要だと思っています。自分がどうなりたいのか、という目標を持って進んでいけば、またチャンスは必ずすぐやってくると思うので、次はものにしたいと思います」

 現在24歳の木村にとっては、頼れる先輩に支えられたシーズンでもあったが、大舞台で敗れる貴重な経験も積んだ1年。最後は笑顔で「来年。頑張ります」。届かなかったあと一歩を埋める作業は、新シーズンへの宿題となった。

 
   

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