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ビハインドでも闘志つないだ「大丈夫」の声…デンソーの司令塔は最終決戦へ「引かない」メンタル強調

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ビハインドでも闘志つないだ「大丈夫」の声…デンソーの司令塔は最終決戦へ「引かない」メンタル強調(C)バスケットボールキング

 4月14日、Wリーグの年間王者を決める「京王 presents Wリーグプレーオフ 2023-2024 ファイナル」の第2戦が武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、デンソーアイリス(レギュラーシーズン2位)が73-62で富士通レッドウェーブ(レギュラーシーズン1位)に勝利。初優勝を目指すデンソーにとっては、逆王手をかけて第3戦を迎えることになった。

 デンソーは13日の第1戦、前半から富士通の圧力に押されて苦しい試合運びを強いられていたが、14日の第2戦はがっぷり四つで組み合う好ゲームに。ビハインドの前半も僅差で踏ん張り、波状攻撃で逆転した第3クォーターにつなげた。

 第2戦後、取材に応じたデンソーの“司令塔”木村亜美は、追いかける展開だった前半のコート内でのやりとりを次のように明かした。

「昨日は相手にガッと来られて、ちょっとみんな落ちちゃうところがあったんですけど、今日は全員がエナルギー出していこうという話もしていましたし、個人としても、ちょっとしたミスでもハドルを組んで『ここ大丈夫だよ』、『まだいける』という声をかけあっていたので、まだやれるぞ、という気持ちになりました」

 第2クォーター終了時には4点ビハインドだったが、チームの精神的支柱でもある髙田真希を中心にフロア上で円陣を組み、ロッカールームへ。わずかなインターバルも選手間で会話を重ね、第3クォーターの逆転劇へとつなげた。

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 髙田や馬瓜エブリンら経験ある選手たちの存在感は言わずもがな。現在のチーム状況について、木村は「本当に我慢して、全員が声をかけあって、コートに立っている人もベンチの人も全員が同じ気持ちでプレーできている」と明かし、「一つひとつ細かいところを全員が動くように、一人もサボらずにローテーションまで行くことができていたと思います。前半はシュートを決められた部分もあったんですけど、そこは『大丈夫』と声を掛け合いながら40分やり続けられたことが良かったです」と、会心の勝利を振り返った。

 このプレーオフでは、セミファイナルのENEOSサンフラワーズ戦で宮崎早織、ファイナルで町田瑠唯と、日本トップクラスのガードとのマッチアップが続いているが、自らを「チャレンジャー」と表現する木村のメンタリティはいたって前向き。最終戦へ向け、「個人としては本当に“引かない”こと。絶対に気持ちを高めて、相手に負けないメンタルでやっていくことが大切だと思います」と、引き締まった表情で語った。

 第2戦の第4クォーター終盤、交代する直前には足がもつれるようなシーンもあり、連戦の疲労が心配されるが、「もうやりきります!大丈夫です!」と笑顔。3年目の司令塔は、大舞台で充実の日々を過ごしている。

 富士通の16年ぶり優勝か、デンソーの初優勝か。注目のファイナル第3戦は15日19時ティップオフ予定。試合の模様はNHKBSサブチャンネル(102ch)で生中継、バスケットLIVEでライブ配信される。

 
   

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