top_line

「エンタメウィーク」サービス終了のお知らせ

【漫画】顔を出したくない少年と優しいお兄さん……コンプレックスと純愛を描いた創作漫画が尊い

Real Sound

『顔を出したくない少年と優しいお兄さんの話』より

 自分のコンプレックスを全く気にせず、愛情を注いでくれる人に出会えたらーー。3月上旬にXに投稿された『顔を出したくない少年と優しいお兄さんの話』は、年齢も立場も超えた純粋な愛情を描いた創作漫画だ。

(参考:漫画『顔を出したくない少年と優しいお兄さんの話』を読む

 ベビーシッターとして男の子の世話を依頼された若者・ベン。コンプレックスの顔を隠すために頭にダンボールを被っている少年・クレッグが出迎える。頑なに顔を見せないクレッグの顔を見ようと可愛い“嘘”をつき、ダンボールを脱がせることに成功。クレッグは怒り心頭するが、徐々にベンに心を許していく――。

 学生時代は自己満足で漫画制作を実施していたものの、社会人になって以降は10年以上制作から遠ざかっていたという作者の坂野道さん(@michisakano)。体調を崩して仕事を休んだタイミングで、漫画制作が好きだったこと思い出して再びペンを持つようになったと話す。独特の色気をまとった本作をどのようにして描いたのかなど話を聞いた。(望月悠木)

■クレッグが赤髪だった理由

広告の後にも続きます

――なぜ『顔を出したくない少年と優しいお兄さんの話』を制作したのですか?

坂野道:ハロウィンの日に単発でオバケの仮装で顔が見えない少年がお兄さんにグイグイ行く1ページ漫画を描いたのですが、「その時の2人をストーリー化してみよう」と思ったことがキッカケです。ただ、その1ページ漫画とは全くの別物になりました。

 もともと海外の子供の友情や成長を描いた作品が好きでよく見ていました。同年代同士の物語も大好きですが、年齢や境遇の違う二人が出逢ってお互いに良い影響を与えていく物語を好んで見ていた過去もあり、それを思い出して「自分でも描いてみよう」と思いました。

――だから海外が舞台だったのですね。

坂野道:どちらかというと、この年齢差なら「ベビーシッターとして出会うほうが自然では?」と考えたことが大きいです。「高校生がアルバイトでベビーシッターをするのが当たり前の世界線ならやはり海外かな」と。

――ベンとクレッグはどのようにして生まれたのですか?

  • 1
  • 2
 
   

ランキング(読書)

ジャンル